円谷プロダクションは、新テレビシリーズ『ウルトラマンアーク』をテレビ東京系6局ネットで7月6日午前9時から放送。最新情報を毎週金曜日午後5時に公開する。12日は、新ヒーロー・ウルトラマンアークが戦いの中で操る「剣」と「鎧」が発表された。

【写真】ウルトラマンアークの“鎧”のソリスアーマーとルーナアーマー

 新テレビシリーズ『ウルトラマンアーク』は、子どもたちの「夢見る力」をかき立て、希望に満ちた明るい未来へのかけ橋となる作品を目指し、『ウルトラマン』の世界観を通して世に送り出す、明るくハートフルにして勇壮なヒーロー像を描く連続特撮ドラマ。はるか彼方の銀河系から地球へ降り立った光の使者が、豊かな「想像の力」を持つ主人公「ユウマ」と一体化を果たし、新ウルトラヒーロー「ウルトラマンアーク」の巨大な姿となり、迫り来る危機から人と地球の未来を守る物語となる。

 無敵の必殺剣「アークアイソード」は、中心にウルトラマンアークの目元と同じ輪郭をたたえたアーク自慢の愛刀。顔の前に手をかざすと、アークの両目と額に輝く「アークストーン」と重なり合うように虹色の輝きとともに出現し、敵を斬る。刃を虹色に輝かせながら電光石火のごとく相手を斬り抜く振り向きざまの一閃「アークソードフィニッシュ」をはじめとした抜群の斬撃だけではなく、「アークストーン」と同じひし形のくぼみにユウマの想像力が解き放った「アークキューブ」をはめこむと、アークとソードの輪郭を重ね合わせて発射される光線技「アークソードビーム」など、さまざまな超能力技も発動することができる。

 太陽の鎧「ソリスアーマー」は、ユウマが子どものころに思い描いた「たいようのちから」の絵にそっくりの姿が刻み込まれた「ソリスアーマーキューブ」の力を「アークアライザー」で解放することで身にまとう赤き炎のごときアーマー。胸の「ソリスコア」が輝くと、通常の攻撃をはるかに上回る打撃力と防御力が発揮されるようになる、接近戦が得意なパワーアーマー。「ソリスアーマーキューブ」の力を「アークアイソード」で解放して、超能力技も発動することができる。

 月の鎧「ルーナアーマー」は、ユウマが子どものころに思い描いた「つきのちから」の絵にそっくりの姿が刻み込まれた「ルーナアーマーキューブ」の力を「アークアライザー」で解放することで身にまとう青き月光のごときアーマー。素早さがアップするスピードアーマーで特に空中戦で威力を発揮する。左手にはフライングディスクのように遠距離攻撃技を投げ放つ「ルーナソーサー」と呼ばれる円形の武器を備えている。「ルーナアーマーキューブ」の力を、「アークアイソード」で解放して超能力技を発動することもできる。

■『ウルトラマンアーク』あらすじ

とある町、星元市。市内の獅子尾山には、異彩を放つ巨大な物体がそびえ立っている。「モノホーン」と名付けられたそれは、実は、16年前の事件当時から突き刺さったままの「怪獣の角」だった。世界各地で怪獣が同時に出現した「K-DAY」と呼ばれるその事件以降、怪獣災害が日常化し、日本では地球防衛隊が武力で怪獣への対処を行う一方、怪獣防災科学調査所・通称「SKIP(スキップ/Scientific Kaiju Investigation and Prevention center)」は、怪獣災害の発生・甚大化を防ぐため、地域に密着して科学調査や避難誘導を行っている。この「SKIP」が今も調査を続けている「モノホーン」は、「K-DAY」で出現した宇宙獣・モノゲロスの角。

獅子尾山で両親とキャンプ中にモノゲロスの襲来に出くわした当時7歳だった「ユウマ」は、奇跡的に無傷で生還したのを機に怪獣生物学研究の道に進む。つらい過去を持ちながら夢見る「想像の力」をなくさずに成長を遂げたユウマは新人調査員として「SKIP」への入所が決まり、星元市分所へと配属された。

だがそんな矢先、星元市に大規模な怪獣災害が発生。目の前にいる絶体絶命の人たちを「守りたい!」 その強くまっすぐな想いが心の底からわき出した瞬間、「ユウマ」の脳裏に幼いころに見た光の使者「ルティオン」が語りかける。

「私は君であり、君は私だ…想像力を解き放て!」。

手の中に現れた神秘の光がユウマの身体を包み込むと、解き放たれた想像の力が光と人とをひとつに結び合わせ、未来を守る光の巨人「ウルトラマンアーク」へと変身!大切な仲間とともに、ユウマが、そしてウルトラマンアークが、絶やさぬ夢を追いかけていま走り始める!

新テレビシリーズ『ウルトラマンアーク』ウルトラマンアーク アークアイソード (C)円谷プロ (C)ウルトラマンアーク製作委員会・テレビ東京