中国は11日、世界貿易機関WTO)に「『情報技術協定』の良好な運営とその関連性強化に関する提案」を提出し、情報通信技術製品の貿易についての協力強化を呼びかけました。WTOメンバーから積極的な反応を得ています。

中国は「情報技術協定」について、情報通信技術製品の貿易に開放的かつ透明で、予測可能な貿易環境を世界に提供するものであり、情報通信技術製品の貿易と関連技術の拡大を大いに推し進めることを主張しています。さらに、世界の情報通信技術業界はここ数年、急速な発展を遂げており、各方面はWTOメンバーに対していっそうの協力に力を入れ、関連作業が時代とともに進んでいます。産業発展の現状がよりよく反映され、関連製品の貿易がより促進されることが期待されています。そして、対応策としては、情報通信技術製品のグローバル貿易報告書を毎年発表し、関連製品に関する貿易障壁の解消に努めるとともに、産業界と政策制定者との意思疎通を強化するよう提案されました。

中国の提案は、WTOメンバーから建設的で積極的な意義があると評価され、中国側と関連業務についていっそうの検討と細分化を行う意向が示されました。(提供/CRI)

中国は11日、世界貿易機関に「『情報技術協定』の良好な運営とその関連性強化に関する提案」を提出し、情報通信技術製品の貿易についての協力強化を呼びかけました。