台湾メディアのミラーニュースは12日、日本の空港でトイレに入ったところトラブルに見舞われたという台湾人の投稿を紹介した。

記事によると、台湾の若者向けSNS・Dcardで9日、あるユーザーが体験談を共有した。日本に一人旅に出かけたという投稿主は到着した成田空港でトイレに行ったが、中が狭かったためスーツケースを外に置いて入り、数分後に出てきた。すると、見知らぬ外国人が自分のスーツケースを開けて中を漁っていたという。

投稿主が何をしているのかと声をかけ、「警察を呼ぶ」と伝えると相手は慌てて走り去ったそうだ。当時、スーツケースに鍵をかけていなかったといい、「貴重品は入っていなかったので良かった。調べたけど、なくなっている物はなかった」とし、念のため警察に届け出たことを明かした。添付した写真には、警察官2人に事情を聞かれた時の様子が写っている。

投稿主は「先進国とはいえ、十分に用心しないといけない。特に一人でいるとその場ですぐに警察を呼ぶのは難しい」とつづった。

他のユーザーからは「一人旅をする場合、その国の治安がどれだけ良くても荷物は目の届く範囲に置いておくべき」「私は一人旅の時はスーツケースを持って入れる多機能トイレを使っている」「これは本当に危険。逆に違法な物品を荷物に入れられる可能性もある」「怖い。物を盗まれるならまだ良いけど薬物を入れられたら大変」「鍵をかけておくのはマスト」といった声が上がった。

こうした声に投稿主は「(預けた)荷物を受け取って外に出た後に一度スーツケースを開け、それから鍵をかけていなかった。こんなことになるとは思わなかった」と返信した。(翻訳・編集/北田)

台湾メディアのミラーニュースは12日、日本の空港でトイレに入ったところトラブルに見舞われたという台湾人の投稿を紹介した。