俳優の藤原季節と細川岳が、19日に放送されるフジテレビ系ドラマ『イップス』(毎週金曜21:00~)の第2話に登場する。

イップスに陥り“書けなくなった”小説家・黒羽ミコ(篠原涼子)と“解けなくなってしまった”刑事・森野徹(バカリズム)が、毎回変な事件を解決していくミステリーコメディーの同ドラマ。藤原と細川は、人気コンビインフルエンサー“悪童エクスプレス”のよっちゃん名義で活動する唐沢陽介(藤原)と、チョロとして活動する中野隆二(細川)を演じる。

悪童エクスプレスは活動初期こそ過激でとがった動画が視聴者にウケていたが、最近は企業からの案件中心に活動している。“街頭募金で100万円募金してみた”や“見知らぬ人に10万円あげてみた”などの動画が人気ながら、再生回数を優先し過ぎるあまりよっちゃん主導でヤラせもしてしまっている。一方でチョロはヤラせに対して否定的で、動画配信を通して正直に告白しようとよっちゃんに提案。しかし、安定した再生回数と案件を手放したくないよっちゃんとは意見が真っ向からぶつかり合ってしまう…。

コメントは、以下の通り。
○■藤原季節

―― 今作の出演が決まった際の心境をお聞かせください。

「10年前ならかじりついてでも演じたいような、パワフルで落ち着きのないよっちゃんを、この年齢になって演じられるか悩みました。しかしチョロ役の細川岳と相談しながら、10年前と今の僕たち、一体何が変わったというのか、それならいっそ“派手にやってやろうぜ!”と意気込んで、フルパワーで参加させていただきました

―― 実際に演じてみての感想、自身の役について印象をお聞かせください。

「スタッフさんに、悪童エクスプレスの2人を見ていて泣きそうになったと言われた時は驚きました。仲の良かった2人が、数字というものに惑わされて歯車が狂っていく感じが切ないです。よっちゃんは非常に頭が切れるけど、それゆえ色々なことをショートカットしすぎたのかもしれません。その過程には、人との情であったり命であったり、大切なものがたくさんある。何もかもが明確に数値化されていく現代を反映したような役と物語だなと思います」

―― 撮影を通して感じた『イップス』の見どころを教えてください。

「やはり、篠原涼子さんとバカリズムさんの掛け合いが面白いです。初めて見た時は、思わず2人に見入ってしまい、せりふが飛びました(笑)。脚本で読んでいた時以上に面白いドラマになりそうでワクワクしましたし、筧(昌也)監督の才気あふれる演出が物語を盛り上げていると感じました。こんな面白いドラマに参加できて、僕はラッキーでした。第2話も、お楽しみに!」
○■細川岳

―― 今作の出演が決まった際の心境をお聞かせください。

「藤原季節や足立英との予想してなかった再会がありました。しかも季節とは悪童エクスプレスというインフルエンサーコンビです。人生は何があるかわからなくて面白いなあと」

―― 実際に演じてみての感想、自身の役について印象をお聞かせください。

「主演のお2人に埋もれないように、悪童エクスプレスとして全力で弾けてきたつもりです。実際にYouTube企画のようなものを何個かやったので、そこも楽しんでいただければ!(使われていれば…笑)」

―― 撮影を通して感じた『イップス』の見どころを教えてください。

篠原涼子さんとバカリズムさんのテンポの良いかけあいが絶妙で、現場でもずっと聞き入ってしまうほど面白かったです。それだけでも最後まで見れちゃうのですが、そこにミステリーも相まって新感覚のドラマだと思うのできっと楽しんでもらえると思います」

(C)フジテレビ

画像提供:マイナビニュース