女優の大竹しのぶが、フジテレビ系スペシャルドラマ『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』(27日21:00~)に出演。元夫・明石家さんまと27年ぶりのドラマ共演を果たす。

大竹が『心はロンリー』シリーズに出演するのは4回目。初出演となった『心はロンリー 気持ちは「・・・」IV』(86年9月)では同年夏、さんまと大竹が初共演して一大ブームを巻き起こしたドラマ『男女7人夏物語』(TBS)で自身が演じていた“神埼桃子”として登場した。

2回目の『心はロンリー 気持ちは「・・・」VII』(88年5月)では、窓の外から顔をのぞかせる“熊”の役でサプライズ出演(着ぐるみ姿で顔も見えないまま、さんまと芝居を繰り広げ、エンディングで着ぐるみを脱いでネタばらし、という展開だった)。そして3回目の『心はロンリー 気持ちは「・・・」X』(97年8月)では、さんま演じる主人公の前に、幻影となって現れる“亡き妻”の役を演じた。

毎回、意表を突く設定で登場し、視聴者を驚かせてきた大竹。総合演出の三宅恵介氏いわく「さんまさんの“ドキュメントドラマ”でもある」という今作で、2人がどのようなやりとりを繰り広げるのか。

なお、さんまと大竹の2人は、2014年7月の『FNS27時間テレビ』内で放送されたスペシャルドラマ『俺たちに明日はある』に出演しているが、この作品ではそれぞれ別のシーンに登場しているため、本格的なドラマ共演は、1997年8月の『心はロンリー 気持ちは「・・・」X』以来となる。
○■大竹しのぶ コメント

――本作に出演することが決まったときの率直な心境をお聞かせください。

「あの『心はロンリー 気持ちは「・・・」』をまた作ることができるなんて、さんまさんは本当に幸せだろうなと思いました」

――今回の撮影中、印象に残っている出来事があればお教えください。

「やはり、三宅(恵介)さんとまた現場で出会えたことです。全く変わっていないところ、そしてさんまさんとのお2人の関係がすてきでした」

――明石家さんまさんと、トーク番組などではなく、“お芝居”で共演するということで、特に心掛けたこと、意識されたことはありますか?

「常に意識していたわけではありませんが(トークの場合は流れを意識しますが)、緊張感やテンションの高さは、ある程度意識しました。でも最終的な流れは、さんまさんに任せました」

――ずばり、“俳優・明石家さんま”の魅力とは?

「たぶん皆さんが思っているより、かなり真剣です」

――本作の放送を楽しみにしている視聴者の皆様へ、メッセージをお願いします。

「本当に分かる人にしか、見つけられた人にしか分からないギャグが、今回もたくさんあると思うので、クスッとした笑いや発見を楽しんでいただけたらと思います」

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