【写真・画像】 1枚目

 車道に目立つ、外国人観光客らの姿。お目当ては満開の桜だ。

【映像】危ない! 道の真ん中の撮影者に車が迫った瞬間

 そんな「映える桜スポット」で外国人観光客の“迷惑行為”が相次いでいた。

 東京・渋谷駅からほど近い場所にある桜の名所「さくら坂」。150メートルほどの坂の歩道に、およそ30本のソメイヨシノアーチ状に立ち並ぶ。

 「桜まつり」の期間にはライトアップも行われ、桜の人気撮影スポットとして知られている。

 そこで目にした驚きの光景…。

 車道に出て写真撮影をする人が続出。車が来ると、いったんは避けるが、通過すると再び車道に戻って撮影を始める。中には“あわや”といった場面も…。

 迷惑撮影をしていたイスラエルからの観光客に「危険ではないか?」と聞いたところ「大丈夫。彼女に素敵な写真を撮ってあげるためならば、危険はあまり感じない」という驚きの返答が。

 祭りの事務局は、外国人観光客らによる迷惑撮影が相次いだため、急きょ看板の設置を決めた。

 「いろんな国の人が来られているので、言葉がやっぱりなかなか難しい」(渋谷桜まつり実行委員会 佐藤勝委員長

 4月6日の土曜日は車道に人があふれ、まるで歩行者天国のような状態になっていた。

 SNS上では、「みんな写真撮ってて大混雑」「昼間っから無法地帯でした…」など困惑の声が。

 翌週からは、およそ10人だった警備担当者が、2倍の20人ほどに増員された。それでも坂の上の方では道の真ん中で堂々と写真撮影する人の姿が。

 ただ、こうした光景はわずかで、警備のおかげもあり、祭りは大きな事故も無く終了した。

 「できるかどうか分かりませんけど、来年は歩行者天国にしてあげられたらいいなと。安全に楽しんでいただけるように全力をあげて、来年実現させたい」(佐藤委員長

(『ABEMAヒルズ』より)

道の真ん中で堂々と桜を撮影…外国人観光客「彼女の素敵な写真のため。危険感じない」 車迫り“あわや”な瞬間も 迷惑行為相次ぐ