【写真・画像】 1枚目

MLBドジャースパドレス4月12日・日本時間13日/ロサンゼルス

 ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。1回の第1打席に3試合ぶりとなる4号ソロを放った。憧れの松井秀喜氏が記録した日本人メジャー選手としては最多となる175本塁打に並ぶメモリアル弾で8試合連続安打を記録。日米通算1000本安打に王手をかけ、ここ8戦で4発と量産体制に突入した。第3号に続き左中間に突き刺さる122.8メートルの特大弾だった。

【映像】大谷が松井秀喜氏に並ぶ記念すべき175号

 大谷翔平がついに、日本が世界に誇るスラッガーに肩を並べた。今季は開幕から8試合ノーアーチで自己ワーストを更新するなど、一時は打率.242まで落ち込んだものの、同4日のジャイアンツ戦、開幕9試合41打席目で飛び出した今季1号をきっかけに復調。その後は自己最長となる5試合連続マルチ、今季初の猛打賞を記録するなど打率は.333に、OPSも1.012まで急上昇していた。

 同9日のツインズ戦で放った今季3号は、打球速度106.9マイル(約172キロ)、飛距離376フィート(約114.6メートル)の一発。さらに今季初となるセンターから左方向への大飛球は、大谷の完全復調ぶりを証明するには十分なムーンショットだった。

 そんな中で飛び出した3試合ぶりの4号は、自ら憧れであり、目標でもあった松井秀喜氏の日本人メジャー最多175本塁打に並ぶ豪快弾。記念すべき一発で日米通算1000安打にも王手をかけた。昨季、その松井氏でも成し遂げられなかった日本人初の本塁打王に輝き、自身メジャー2度目となるMVPにも輝いた大谷翔平が、さらなる偉業達成、日本人選手未踏のさらなる高みに向けて新たなスタートラインに立った。

大谷翔平 シーズン別メジャー本塁打数 通算175本塁打

2018年 104試合 22本
2019年 106試合 18本
2020年 44試合 7本
2021年 155試合 46本
2022年 157試合 34本
2023年 135試合 44本
2024年 16試合 4本

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

大谷翔平、3試合ぶり4号ソロ! 松井秀喜氏に並ぶ日本人最多175号のメモリアル弾 日米通算1000本安打に王手