元Jリーガー・林陵平氏が、日本テレビ系夜の報道番組『news zero』(月~木 後11:00、金曜 後11:30)のサッカー解説者に新たに就任した。15日の放送から出演する。

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 林氏は、現役時代に東京ヴェルディを皮切りに、柏レイソルモンテディオ山形水戸ホーリーホックなどでプレーし、2020年シーズンをもって現役を引退。Jリーグ通算成績は300試合出場67得点だった。21年からは、東京大学運動会ア式蹴球部の監督に就任し、3年間指揮した経歴を持つ。

 また、自他ともに認める「サッカーマニア」であり、現役時代からテレビ解説や専門誌コラム執筆を行うほど国内外のサッカーに精通している。現在は海外サッカーJリーグ、代表戦の解説者として各放送局に引っ張りだこ。まさに「今もっともホットなサッカー解説者」となっている。

 23年12月9日サッカー天皇杯決勝で試合解説を務めた際には、川崎フロンターレ家長昭博選手の「ボールを預けても決して失わない、まるで大銀行のような」プレーぶりを「家長バンク」と表現。家長選手の抜群のキープ力をひと言で端的に表したフレーズに、SNS上では、「林語録出ました」「本当好き」「フレーズが良い」「ホントこの人の解説聞いていて楽しい」など大きな話題になった。また、2月に出版した『林陵平のサッカー観戦術』は、サッカー本としては異例の大ヒットを記録している。

 新サッカー解説者に就任するにあたり、林氏は「このような大役を仰せつかったこと、とても光栄に思っております」と喜びのコメント。「Jリーガーだった現役時代の経験、そして解説者として培った知識を活かして、全力で仕事に取り組んでまいります。『news zero』は老若男女の視聴者がいらっしゃいますので、これまで以上に誰にでもわかりやすいサッカー解説を心掛けながら、サッカーの魅力を存分にお伝えしていきたいと思っています」と意気込んだ。

『news zero』新サッカー解説者に就任した林陵平氏