13日、明治安田J2リーグ第10節の6試合が各地で行われた。

首位浮上の清水エスパルス。10位のいわきFCとアウェイで対戦した。清水は7分、北川航也が左サイドでうまくボールを収めると、ルーカス・ブラガがクロスを押し込んで先制。さらに9分、再び北川のラストパスから乾貴士が決め、幸先良く2点をリードした。

対するいわきも前半のうちに反撃。22分に西川潤のシュートがゴール左隅に決まり、1-2で後半へ突入する。

次にスコアが動いたのは68分。左ポケットで粘った山原怜音がマイボールとすると、ここまで2アシストの北川がフィニッシュ。いわきは谷村海那が1点を返したが、逃げ切った清水が連勝で首位の座を守った。

2連勝と好調の2位・V・ファーレン長崎は20位と低迷する徳島ヴォルティスとのホームゲーム。長崎は4分にこぼれ球を押し込み、先制点のエジガル・ジュニオが続く12分にもCKから再びゴールを奪い、2-0で試合を折り返す。

後半早々の47分にもネットを揺らしたエジガル・ジュニオがハットトリックを達成するなか、初ゴールの笠柳翼に続いて、途中出場のフアンマ・デルガドも2発。終盤に渡大生に意地の1発を許したが、6-1の大勝とした。

その他、ベガルタ仙台は前半の2ゴールでモンテディオ山形を下し、暫定4位に浮上。7位・愛媛FCと16位・鹿児島ユナイテッドFCによる昇格組同士の一戦は前半に退場者を出した鹿児島が後半アディショナルタイムの野嶽寛也のゴールで追いつき、土壇場で2-2の引き分けに持ち込んでいる。

◆明治安田J2第10節
4月13日(土)
ベガルタ仙台 2-0 モンテディオ山形
V・ファーレン長崎 6-1 徳島ヴォルティス
水戸ホーリーホック 2-2 栃木SC
ジェフユナイテッド千葉 1-1 大分トリニータ
いわきFC 2-3 清水エスパルス
愛媛FC 2-2 鹿児島ユナイテッドFC

4月14日(日)
《14:00》
ロアッソ熊本 vs ヴァンフォーレ甲府
ブラウブリッツ秋田 vs ファジアーノ岡山
横浜FC vs 藤枝MYFC
レノファ山口FC vs ザスパ群馬