5月10日から4カ月連続で劇場上映される「コードギアス 奪還のロゼ」の、第1幕のキービジュアルが公開された。追加キャストとして黒田崇矢小西克幸富田美憂らの出演も明らかになった。

同作は2006年に「コードギアス 反逆のルルーシュ」で幕を開けた「コードギアス」シリーズの最新作で、2019年に公開された「コードギアス 復活のルルーシュ」以後の世界を全4幕で描く。光和7年、ネオ・ブリタニア帝国に占領された合衆国日本・旧ホッカイドウブロックを舞台に、「ナナシの傭兵」として知られる傭兵兄弟のアッシュ(CV:古川慎)とロゼ(天崎滉平)が、日本人レジスタンス「七煌星団(しちこうせいだん)」とともに、暗殺されたホッカイドウブロック領主の娘・皇サクヤ上田麗奈)を奪還すべく帝国に立ち向かっていく。6月下旬からは、ディズニープラスで世界独占配信がスタートする。

第1幕のキービジュアルには、新主人公であるロゼ、アッシュとともに、出自不明の高性能ナイトメアフレーム「Zi-アポロ」が描かれている。

七煌星団のメンバーのうち、数々の戦いを乗り越えてきた団長の黒戸役を黒田、黒戸に次いで活動歴の長い物部役を小西、ナイトメアフレームの操縦を得意とするハルカ役を富田が担当。また、仲間思いのお調子者・小田を千葉翔也、小田とともに最前線で戦う宗森を坂泰斗オペレーターを担当する新城を杉山里穂、整備を担当するメカニックの佐野を春野杏が演じる。

また、日本人レジスタンス組織「東の暁旅団」の団長・東見役を藤井隼、「北狼軍」の団長・岩本役を青山穣が務め、「黒の騎士団」八戸基地所属に所属しホッカイドウブロックと対峙する漣役を山本兼平、志塚役を小林親弘が担当。ネオ・ブリタニア帝国ルクセンブルク領の関係者のうち、帝国の行政面を担う中心人物のひとりであるナタリア寺崎裕香、ホッカイドウブロックにある喫茶店で働くメイドを白石晴香喫茶店マスターのヴァレンを野川雅史が演じる。

そのほか、黒の騎士団の新型ナイトメアフレームロボット兵器)である「蛍雪」、黒の騎士団の最新鋭量産機「雪花」、ホッカイドウブロックで活動するレジスタンス勢力の主力機「暁改」の設定画も公開されている。

なお、「奪還のロゼ」の上映に先立ち、新宿バルト9で「反逆のルルーシュ」劇場総集編3部作のイベント上映も開催される。4月19~25日に「Ⅰ興道」、4月26日5月2日に「Ⅱ 叛道」、5月3~9日に「Ⅲ 皇道」を上映する。「Ⅰ興道」と「Ⅱ 叛道」では、メインアニメーター千羽由利子による描き下ろしイラスト色紙が、「Ⅲ 皇道」では、キャラクターデザインを務めた故・木村貴宏さんが公開当時の舞台挨拶用に描き下ろしたイラスト色紙が入場特典として配布される。

(C)SUNRISE/PROJECT G-ROZE Character Design (C)2006-2024 CLAMP・S