ブラジル1部のヴィトーリアは13日、元ブラジル代表DFブルーノ・ウヴィニ(32)の加入を発表した。契約期間は2024年12月31日までとなっている。

母国ブラジルの名門サンパウロでプロデビューのブルーノ・ウヴィニは、トッテナムナポリ、シエナ、トゥベンテといった欧州クラブでのプレー歴を持つセンターバック。2016年夏からアジアに活躍の場を求め、サウジアラビアのアル・ナスルやアル・イテハド、UAEのアル・ワクラでのプレーを経て、2021年1月にFC東京に加入。

2021シーズンは明治安田生命J1リーグで2試合、YBCルヴァンカップで5試合1得点、天皇杯1試合に終わり、2年目となった2022シーズンは選手登録されておらず、2022年8月に両者合意のもとで契約を解除。その後、2023年1月に母国ブラジルのグレミオに加入すると、公式戦35試合に出場2ゴール1アシストを記録していた。

また、ブラジル代表歴も豊富で、U-20代表の主将として2011年の南米ユース選手権とU-20ワールドカップ(W杯)の優勝に貢献。2012年にロンドンオリンピックでもプレーすると、同年にフル代表デビューも遂げ、3キャップを記録していた。