主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週のニュースでは、楽天モバイルが家族割引「最強家族プログラム」の内容を改定。「同一名字」の条件を廃して、幅広い家族で利用可能になった。
事実婚や同性パートナー、親戚など広い範囲の家族で利用可
楽天モバイル「最強家族プログラム」
主要3キャリアと異なり、長らく家族割引を導入していなかった楽天モバイルが、「最強家族プログラム」を開始したのは今年2月のこと。同一グループ内のユーザー全員の月額料金が110円値引き。月3GBまでの利用なら、アプリによる国内かけ放題込みで968円と最安級であることをアピールしていた。
ただ、当初の条件では「名字が同じ」ことが条件で(離れて暮らしていてもOK)、事実婚や婚姻で姓を変更した後での親との間では対象外になる点などが指摘されていた。
4月10日になって、楽天モバイルはこの条件を緩和。同一名字でなくてもグループを組め、同性パートナーや事実婚でも利用できるようになった。またこれは従来から同様だが、ドコモやauなどと異なり、あくまで「親戚」という表現で等親の範囲を定めていないのも特徴だ。
なお、「最強家族プログラム」に入れるのは、ユーザー1人につき1回線まで(1人で複数回線を持っている場合はグループに入れる回線を選ぶ必要がある)、また1つのグループ内に入れるのは代表者を含めて、20名までとなっている。
人気の音声通話付きSIMの料金表(税込)
※1:au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある
※2:加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される(以降、月550円)
※3:加入から6ヵ月間無料のキャンペーンで通信量が増量される(以降、月550円)
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