2羽のエミューがむしゃぱくむしゃぱく、クチバシを必死に動かし食べようとしているのだが、一向に食べられない。それでもクチバシを動かすことをやめないのだ。
2羽はいったい何を食べようとしているのだろう?その答えはこの後すぐ!
ペットストアの前でクチバシを動かし、パクパクと何かを食べようとしている2羽のエミュー。ところがどんなにがんばって食べようとしても一向に口に入ってこない。
それもそのはず。エミューたちが食べようとしていたのは、店の前に置いてあるオウム用の餌の袋にプリントされた餌で、まさに絵にかいた餅なのだから。
エミューは視力も嗅覚もよいので、この写真が本物の餌に見え、おいしい匂いがしていたのだろう。まったく口に入ってこない餌をエア食べしているエミューの姿は、店に設置された監視カメラがとらえていた。
この動画が海外掲示板に投稿されると、多くのユーザーがエミューたちの仕草を微笑ましく思ったようで、様々なコメントがあがった。
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「これはほんものの食べ物ではない。人間が我々を騙したのだ。よし、ならば戦争だ」、「餌食べるごっこを楽しんでいるだけなのかもしれない」、「突っついてればそのうち中身が出てくると思ってるのかもしれない」、「雑にプログラムされたロボットのようだ」、「すごいよくみると、袋の餌が描かれている部分だけ食べてる、ちゃんと見えてるんだ」、「視力は良いがおつむはちょっと残念なようだ」
Just two emus enjoying a picture of bird food on a bag
オーストラリアに生息するエミューは、鳥類の中ではダチョウに次いで体高が高い。食性は雑食性で、植物の実、花、若葉、昆虫、小動物など様々なものを食べる。
大きな体と小さな翼のため飛ぶことはできないが、時速50km以上で走ることができるという。
また、エミューの視力は良く視野も広い。人間と同じように色を見ることもできる。これで、遠くの物体をはっきりと識別し、捕食者を素早く発見したり、広大なオーストラリアの平原で食物を見つけるのに役立っているそうだ。
Written by parumo
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