ガテン系トヨタ「ハイエース」の効率的な収納方法とは? オバフェン&ローダウンのクールな見た目に似合わない男の現場仕様車を紹介します

オリジナルでカスタムされたハイエースの荷室を紹介

トヨタ「ハイエース」乗り御用達の情報誌『HIACE style』。そのなかで仕事の相棒としてカスタムされたハイエースを紹介するコーナーが「はたらくハイエース」です。今回AMW編集部が注目したのは、荷室カスタムを披露してくれた6型乗りの“カワモト設備”さんの愛車です。

電装工事と趣味のバス釣りに最適化したラゲッジスペース

オーナーの“カワモト設備”さんが最初に200系ハイエースを購入したのは10年前。仕事用ではなく趣味のバス釣り用として3型を購入したのだ。そして6年前に電装工事の一人親方として独立した際、仕事用に改造している。その3型は走行距離が増してオイル漏れのトラブルが出たため3年前にこの6型に乗り換えた。

ラゲッジスペースの大半は仕事用の道具が占めているが、今でもバス釣りは続けておりロッドタックルも搭載している。エアロパーツで着飾ったエクステリアはオーバーフェンダー+18インチホイールの2インチローダウン仕様。工具満載のラゲッジスペースがなければ仕事クルマとは思えないスタイリッシュなハイエースに仕上がっている。

3型の時から使っているシンプルな棚に大小さまざまな工具を搭載

荷室の棚上部、左奥には配線を通すための塩ビパイプと脚立+台車を収納する。現場に道具を運ぶため台車の出番は多いそうだ。棚上部の右奥の電動工具(充電ドライバー+電線単子圧着器)は時間短縮の際に使用するが、出番が少ないため奥に配置している。

ホームセンターで購入した赤いバスケット内はゴミ袋/コーキング/テープ類/工具類などが満載だ。手前のバスケット内はスイッチ/コンセント/ネジ類。右壁側は電動ドリル/インパクトなどを収納。フロアの左奥はラベルライター+振動ドリル。左壁側はテレビ単子などの小物入れ。布バケツの中に無造作に詰め込まれているのは特殊工具や使用頻度の多い工具のスペアとなっていて、じつに無駄のない配置だ。

フロアの左側に積んでいるのは配線で、新築やリフォームでの室内配線に使われるものだ。棚の下は配線を通すためのワイヤーロープを収納。その上に釣り関係の道具を置くための棚を追加している。さらに配線の上に置かれたのは配線を通す蛇腹パイプだ。そして腰道具/通電チェッカー/軍手は現場での必須アイテムなので手前に収納。

現場が建設中の住宅やマンションの場合、ヘルメットを被って電装工事を行うこともあるので常備している。追加したマットの上にシートを敷いていて、釣りに出かける時はこの上にタックルボックスなどを置く
そうだ。また、現場によっては安全靴が必要な場合もあるので用意してある。リアシートの上に置かれているのは仕事関係の書類で、シートの後方は洗車道具が準備してある。

電装工事と趣味のバス釣りに最適化したラゲッジスペースのハイエースオーナー紹介

エクステリアを見ていくと、バックナイン ライトスピードのホイールは2型ハイエース純正ガンメタのワンオフペイントとなっている。オーバーフェンダーとツライチにするためインセットは+20とする。コクピット周りはレカロシートやブースト計をセットしてスポーティに仕上げた。

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“カワモト設備”さんのトヨタ6型「ハイエース」