ニューカッスルイングランド代表DFキーラン・トリッピアー(33)の契約交渉が始まるようだ。

20代後半にきて評価を高めたトリッピアー。ロシアW杯直前の17-18シーズンにトッテナムでポジションを掴んだ男は、イングランド代表の主力として臨んだW杯本大会も経て、世界トップクラスの右サイドバックとして知られるようになった。

すると今度は2019年夏、30代突入を控え、キャリア初の国外挑戦でアトレティコ・マドリーへ。結果的に酸いも甘いも経験することとなったラ・リーガ期を経て、現所属のニューカッスルへは21-22シーズン途中からやってきた。

加入後すぐに腕章を託され、今日に至るまで右サイドバックの1番手を譲らないトリッピアー。20代後半にきてようやく日の目を浴びた苦労人は、今年で34歳となるが、目立った衰えもない。

イギリスフットボールインサイダー』いわく、2025年6月までとなっている現行契約の延長交渉はまもなく始まるとのこと。どうやらかなりの数のクラブがトリッピアー獲得に関心を持っており、その状況を注視しているという。

1月には33歳にしてバイエルン移籍も浮上していたトリッピアー。今なお現役のイングランド代表プレーヤーであり、これからも息の長い選手として活躍しそうだ。