クラブ内での序列に変化が出始めている日本代表MF鎌田大地(27)だが、やはり今シーズン限りでラツィオを退団する見込みだという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

フランクフルトを退団し今シーズンからラツィオに加入した鎌田。セリエA初挑戦となった今シーズンは、開幕からスタメン起用され、第3節で初ゴールを記録するなど、順調なスタートを切ったかに思われた。

しかし、徐々に出番が減り、ベンチスタートが増えた中、マウリツィオ・サッリ監督の下ではチャンスに恵まれない状況に。1月には移籍の話もあったが残留するなどした中、そのサッリ監督が成績不振でチームを離れ、イゴール・トゥドール監督が就任した。

すると、トゥドール監督は鎌田を評価。リーグ戦では3試合連続で先発起用され、80分、90分、90分と多くの時間を与えられている。

加えて、10番を背負うMFルイス・アルベルトが退団の意志を示し、ライバルが1人減る展開に。それでも、鎌田は1年契約を全うしてラツィオを離れると見られている。

鎌田ラツィオの契約は1年だが、延長オプションも付帯しているとのこと。ただ、このオプションを発動する権利はクラブ側ではなく、鎌田側が持っているとのことで、現時点で行使する意思がないようだ。

なお、鎌田の新天地にはドイツの2クラブが浮上。昨シーズンまでプレーしたフランクフルト、そして予てから獲得に関心を持っており、日本代表DF板倉滉U-23日本代表FW福田師王が所属するボルシアMGの名前が挙がっている。

CLベスト4を懸けた戦いは
WOWOWでライブ配信!
>放送予定など詳しくはこちら