大谷が2試合ぶりに安打を放つもチームは敗れた(C)Getty Images

 ドジャース大谷翔平が現地時間4月14日(日本時間15日)、ドジャースタジアムでのパドレス戦に「2番・DH」で出場し、4打数1安打だった。チームは3-6で敗れた。

【動画】大谷翔平がダルビッシュの149キロ高速カットボールに三振

 大谷は8回の第4打席にワンディ・ペラルタの初球のチェンジアップを捉えると、遊撃手・金河成のグラブをはじく安打で出塁。打球速度108.6マイル(約174.7キロ)の強烈なライナーで、これが2試合ぶりの安打となった。

 この日は3月20日の韓国での開幕戦以来となったダルビッシュ有との対戦。初回の第1打席で無死二塁の好機で回ってきたが、7球目のカットボールに空振り三振に倒れると、3回の第2打席は三飛に打ち取られた。

 5回の第3打席も143キロのカットボールに空振り三振に切って取られ、大谷はダルビッシュに無安打2三振という結果に終わった。

 試合は1点を先制されたドジャースが4回にダルビッシュからウィル・スミスの適時打、マックス・マンシーの2ランで3‐1と逆転に成功する。

 ところが、6回に先頭から3連続四球を与えてしまうと、ジャクソン・メリルの適時打などで3-3の同点とされ、7回には一死満塁というピンチでジュリクソン・プロファーの適時二塁打で3-6と勝ち越されてしまった。

 ドジャースは先発のジェームズ・パクストンが8四球を与え、リリーフ陣も合わせると合計「14四球」と制球が定まらずに逆転負けを喫した。

 これに現地メディアの『Dodgers Nation』も「今日はドジャースの投手陣によってパドレスの打者14人が四球で出塁した。今後何を変える必要があると思いますか?」と、課題を投げかけながら投稿している。

 また、『MLB公式』のサラ・ラングス記者は、これはパドレス史上最多の四球数であるとX上で紹介している。

 ドジャースは上位のMVPトリオを始め強力な打線を擁しているだけに、投手陣は相手チームに対して思い切って勝負できそうなものだが…。四球連発による敗戦はチームに悪影響を及ぼしかねない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

大谷翔平は2試合ぶり安打も…ド軍投手陣が14四球で自滅「今後何を変える必要があるか?」と批判の声も