大排気量のアメリカン・マッスルカーかと思いきや、このクルマ、実はトヨタ車なんです! さて、なんというクルマでしょうか?

ヒント:日本初のスペシャルティカーです!

トヨタ自動車のホームページにある「トヨタ自動車75年史 車両系統図」というコーナーで、このクルマの詳細が判明しました。発売は1970年(昭和45年)の12月1日。発表当時のニュースリリースには「従来のセダンとかクーペ、ハードトップあるいはスポーツカーといった区分のいずれにも該当しない、パーソナル・ユースを狙った全く新しい種類の乗用車で、我が国初登場の本格的なスペシャルティーカーである」との誇らしげな文言がありました!

――正解は次のページで!


○問題をおさらい!

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○【答え】セリカ(初代)

初代セリカには1,400ccと1,600ccがあって、「ET(エキストラ・ツーリング)」「LT(ラグジュアリー・ツーリング)」「ST(スポーツ・ツーリング)」「GT(グランド・ツーリング)」の4タイプから選べました。外観、内装、エンジン、ミッションなどを購入者が好みに応じて選べる「セリカ・フルチョイス・システム」という売り方を採用していたそうです。

堂々たる風格なので、写真で見るとさぞかし大きなクルマなのだろうと思ってしまいますが、ボディサイズは全長4,165mm、全幅1,600mm、全高1,310mmしかありません。全長4,165mmといったら「ヤリスクロス」と同じくらい、全幅1,600mmというのは「ヤリス」より100mmほど横幅がスリムということになります。

初代セリカの当時の値段がと57.2万円~87.5万円(東京)だったと聞くと、なんだかうらやましくなりますね。もちろん物価が全く違う時代ではあるんですが……。

それでは、次回をお楽しみに!
(MN ワーク&ライフ編集部)

画像提供:マイナビニュース