16日(火)は、千島の東の高気圧が北東へ移動し、日本の東の別の高気圧がほとんど停滞します。一方、日本海中部に低気圧が発生して、低気圧からのびるシアーライン(風の収束域)が本州付近を通過する見込みです。
このため、西日本や東海、北陸では所々で雨が降り、雷を伴う所もあるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。関東甲信や北日本は午前中は晴れる所が多いものの、午後は西から次第に雲が広がり雨の降る所もあるでしょう。南西諸島は晴れたり曇ったりとなり、所によりにわか雨がある見込みです。
また、16日の夕方頃から19日(金)頃にかけて西日本から北日本の広い範囲で黄砂の飛来が予想されています。お出かけの際には、最新の気象情報を確認するようにしてください。

気象予報士・吉田 信雄)

16日午前9時の予想天気図。