独自の対話型AI技術基盤を持つ株式会社emotivE(エモーティブ、本社:東京都港区、代表取締役社長:結束 雅雪、以下emotivE)は、クラウド技術とデータ・AI活用に強みを持ち、DX時代の社会変革をリードするARアドバンステクノロジ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:武内 寿憲、東証グロース市場:5578、以下ARI)と、AI事業の強化を目的とした資本業務提携を行いました。

■ これまでの両社のAI事業の取り組み

emotivEは、NLP(自然言語処理)*1を用いたAIソリューションの企画・開発ならびに、独自開発の対話型AIシステム「認識モデル️AI(R) OMOHIKANE(R)️(オモイカネ) 」を基にしたアプリケーションサービスの開発を進めてまいりました。さらに、2023年からは「OMOHIKANE (R)️」とLLM*2(ChatGPT等の生成AI)との連携技術を用いた第4世代AI*3の技術開発と事業化に向けた実証実験を行ってまいりました。

ARIは「人とAIが対話しながら業務効率化やAIの恩恵を受ける」という目的において、生成AIとの対話レベルを向上することは、今後のAI事業を強化拡大していくために重要なポイントと位置付けており、研究開発の推進ならびに体制の強化を行ってまいりました。

■ 資本業務提携の背景と目的

ARIのAI事業は、emotivEの対話型AIに関する技術や独自の対話アルゴリズムとの親和性が高く、この度の資本業務提携により、両社の経営資源を最大限活用し、対話型AIの技術開発および生成AIサービス開発の分野で協業することによって、AI市場におけるさらなるシェア拡大が見込めるものと考えています。

■ 予定している具体的な取り組み

本資本業務提携により、対話型AIアプリ「安心日記(R)︎」の開発・実証をさらに加速し、日本の社会課題の一つであるフレイル・プレフレイル対象者1,800万人の予防・改善を支援してまいります。また、クラウド技術とデータ・AIを活用した企業DXの経験・実績が豊富なARIと共に、対話AIの組み込みや、新たなAIプロダクトの提供、コンタクトセンターソリューションにおけるNLPを用いたAI導入の他、医療・介護を含むウェルビーイング領域、自治体が抱える課題解決、モビリティ領域における活用など、その他幅広い領域においてサービスを展開していく予定です。

■ 各社概要

ARアドバンステクノロジ株式会社

ARIは、クラウド技術とデータ・AI活用によるビジネストランスフォーメーションデザイナーとして社会変革をリードするDX企業です。「BX designer(ビジネストランスフォーメーションデザイナー)」として、お客様の創造的なビジネスゴールの実現に向け、DX化のためのデジタルシフト、クラウドシフト、データ・AI活用支援等、顧客の課題解決に向けたサービスを提供しております。

クラウド総合活用支援サービスを提供する「cnaris(クナリス)」と、データ・AI活用支援サービスを提供する「dataris(デタリス)」の二つのサービスブランドを軸に事業展開を行っています。

社名:ARアドバンステクノロジ株式会社(略称:ARI)

設立:2010年1月

代表者:代表取締役社長 武内 寿憲

上場市場:東京証券取引所 グロース市場(証券コード:5578)

資本金132百万円(2024年2月末)

従業員数:社員516名 グループ社員計597名 (2024年4月1日現在)

事業内容:クラウド技術とデータ・AI活用によるDXソリューション事業

U R L:https://www.ari-jp.com

株式会社emotivE会社

emotivEは、高度なAIコミュニケーションを実現する認識モデルAI(R)️を創る企画・技術企業として、対話型AIのコンサルティング・企画・開発・運用をワンストップで提供しています。

また、認識モデルAI(R) “OMOHIKANE(R)”を活用して、医療・介護、運動、メンタルケア、モビリティ、接客等の用途で、顧客企業のニーズに合わせた商用の対話型AIサービスを開発・運用いたします。音声対話のスムーズさと、高度な自然言語処理技術に定評があります。

社名:株式会社emotivE

設立:2018年1月

代表者:代表取締役社長 結束 雅雪

資本金:30百万円

事業内容:認識モデルAI(R) “OMOHIKANE(R)”を活用した対話型AIの開発・運用

URL:https://www.emotive.jp/

関連記事:https://www.emotive.jp/20230731

■ 本リリースに関するお問い合わせ

株式会社emotivE

経営管理部

Email: info@emotive.jp

*1 NLP(自然言語処理)とは、音声データやドキュメントファイルなどの非構造化テキストデータを処理し、意味や関係性を分析して情報を抽出・生成する技術

*2 LLM(大規模言語モデル)とは、大量のデータとディープラーニング深層学習)技術によって構築された言語モデル

*3 第4世代AI とは、深層学習をベースとした即応的知能の仕組みと、知識・記号推論のような熟考的知能の仕組みの融合を目指すAI技術

(CRDS:国立研究開発法人科学技術振興機構研究開発戦略センターが提唱)

配信元企業:株式会社emotivE

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