20日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『東京タワー』(毎週土曜23:00~)の記者会見が、きょう15日に東京・麻布台ヒルズで行われ、永瀬廉(King & Prince)、板谷由夏、松田元太(Travis Japan)、MEGUMIが登壇。永瀬と板谷が、今作の見どころを語った。

○■直木賞作家・江國香織氏の恋愛小説を実写ドラマ化

2005年に黒木瞳×岡田准一で映画化された、直木賞作家・江國香織氏の恋愛小説を連ドラ化。永瀬演じる21歳の青年・小島透と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷由夏)の美しくも許されない愛、その儚く甘美な世界を、現代の東京の最旬スポットを舞台に、令和という新しい時代ならではのストーリーとキャラクターで大胆に描き出す。
○■永瀬廉&板谷由夏、恋に落ちる役演じ互いにドキドキ

司会から、板谷が相手役・永瀬との撮影の感想を聞かれると、先に永瀬が「うわっ! どうなの?」と自分についての質問にドキドキ。板谷が「毎日ドキドキしてますよ」とコメントすると、永瀬も「それ以上に透はドキドキしてます。透自身が人との関係性を作ることに熱を持ってなかったからこそ、詩史さんと出会ったことで、新しい自分とも出会っている最中なので」と語る。板谷は頷き、「毎回どのシーンを撮るときもドキドキしています」と話した。

会見は、昨年秋に開業したばかりで、今作の撮影も行われている麻布台ヒルズで開催された。麻布台ヒルズがドラマのロケ地として使用されるのは、今作が初だという。永瀬は「麻布台ヒルズでドラマの撮影をするのが初めてということもあって、その点でも新しいドラマとして楽しんでもらえれば」とアピール。麻布台ヒルズのすぐ隣には今作のシンボルである東京タワーがそびえ立っており、永瀬は「話をしているシーンの後ろに東京タワーが映ったりして、こんなに近くに見えるという、すごく贅沢な空間で撮影させてもらっていて、テンションが上がります。時代に合わせられたような場所で撮影できました」とロケーションに自信をのぞかせた。

板谷も「2人がどこでデートをしたのか、見てもらえるとうれしい」とロケ地巡りが盛り上がりそうだと想像し、「私たちの心情も写している東京タワーはもう1人の主役のよう」と語る。永瀬も「僕としては、永瀬廉と東京タワーのW主演というくらい、東京タワーが出てくるし、重要なシーンにも登場します」と共感。最近撮影した永瀬と板谷のシーンでは、長いカットだったにもかかわらず、ピントが2人ではなく東京タワーに合っていたことがあったといい、「僕らが、東京タワーを引き立たせる側でしたね」と2人で振り返って笑い合っていた。

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