エヴァートンは15日、プレミアリーグに対して勝ち点剥奪に関する異議申し立てを行った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 今シーズン、収益性および持続可能性規定(PSR)に違反したとしてプレミアリーグより勝ち点を剥奪されていたエヴァートン。昨年11月の当初に減点された勝ち点数は「10」となっていたが、クラブが上訴したことにより、今年2月に「6」の減点に変更されていた。しかし今月8日、プレミアリーグは同クラブに2022-23シーズンまでの3年間まで1660万ポンド(約31億円)の違反があったとして、勝ち点の減点を「8」に変更した。

 これに対してエヴァートンは9日に抗議の声明文を発表したが、今回の報道によると正式に異議申し立てを行ったという。なお、その抗議審理は今後数週間以内に行われる予定だとも伝えられている。

 現在16位のエヴァートンは、降格圏の18位ルートン・タウンとは勝ち点差「2」。今後の残留争いにおいても、今回の提訴の結果に注目が集まる。

エヴァートンが勝ち点剥奪の変更を受け正式に提訴した [写真]=Getty Images