4月15日、都内で木ドラ24「25時、赤坂で」記者会見が行われ、駒木根葵汰、新原泰佑、宇佐卓真、南雲奨馬が出席。撮影現場の様子やエピソードを明かした。

【写真】手を振る駒木根葵汰&新原泰佑

■芸能界、俳優同士の恋愛が切なく美しく描かれる

同作は夏野寛子による同名漫画を原作に、駒木根、新原のW主演でドラマ化。on BLUEで連載中、累計120万部超えの人気作で、芸能界、俳優同士の恋愛を切なく美しく描くラブストーリーとなっている。

新原演じる新人俳優の白崎由岐(しらさき・ゆき)はオーディションでチャンスを掴み、駒木根演じる白崎の大学の先輩で人気俳優・羽山麻水(はやま・あさみ)が主演するBLドラマの相手役として共演することに。初めての大役を前に焦燥感に駆られ思い悩む白崎だったが、羽山の提案で二人は撮影が終わるまでの間、“役作りのための恋人関係”を結ぶことにーーという物語が描かれる。

■役を通して「自分も成長できるのではないかという思いで挑みました」

駒木根は、「大事な主演という位置を任せていただけることに、すごくうれしさを覚えました」と出演が決まった時を振り返り、「面白い作品だと感じていますし、自分も成長できるのではないかという思いで挑みました」と明かした。

さらに「やってみると、劇中劇の部分があり、そこの演じ分けがあったり、二つの台本を覚えないといけないところで、頭を悩ませながら撮影に励んでいます」と難しさも吐露した。

続く新原は「初めてお話をいただいたときは本当にうれしくて。僕も漫画やアニメが大好きなので、実写化で、W主演で、白崎由岐という役に抜擢していただいたときは、プレッシャーもありながら誇らしく思いました」と笑顔。

「僕でいいのかなと思っていたんですけど、撮影するうちに役として生きる楽しさも見えてきたんじゃないかなと思っています」と、自身の成長を感じていると告白。「恋愛模様だけではなく、俳優としての成長も描かれていて。白崎はすごく人間らしい人なので、そこを自分も愛して向き合ってやっていきたいと思います」と意気込んだ。

そして、羽山の同期でBLドラマ「昼のゆめ」共演者である佐久間はじめを演じる宇佐は、プライベートで駒木根と旧知の中であると明かし、「主演が駒木根葵汰ということで、結構長い仲なのでそれがまず楽しみだなと思ったのと、佐久間の立ち位置が、主演が葵汰というのも含めてぴったりだなと思った」とコメント。

「僕、元が根暗なので、役から学ぶことも多くてですね。現場で今ものすごく楽しくさせていただいているので、これからも頑張っていこうかなと思います」と伝えた。

そんな宇佐の現場での様子を、駒木根は「人と人とを繋げる能力に優れているなと思いました。普段は2人で遊ぶので、意外とやるじゃん」とベタ褒め。「うれしいですね。こんなに真っ直ぐ言われることはないので…」と照れ笑いを見せていた。

佐久間の後輩で、同じく「昼のゆめ」の共演者である山瀬一真(やませ・かずま)役の南雲は、「最初すごいうれしいっていう感情があったんですけど、不安やプレッシャーもある中で、白崎と羽山の間に割って入る大事な役ではあるので、足を引っ張らないように全力で挑みました!」と気合い十分。新山からも「ぐいぐい来てますよ」とお墨付きをもらっていた。

■キスシーンの試行錯誤も「お互いを尊重し合いつつ、映像として良く見える角度を」

本作では、羽山と白崎のキスシーンも見どころのひとつ。

駒木根は「一番最初のキスシーンは、作品においてもすごく大事なシーンではあったので、段取りの段階でどの角度だったらよく見えるかというのをいろんな方に教えていただきながら…」と舞台裏を告白。「顎のあげ具合の角度をずっとやっていたので、こっち(片方の首筋)だけつりそうでした(笑)」と、とことん突き詰めた様子。

新原も「顔が真っ直ぐすぎると僕の顔が隠れるからって、駒木根さんがすごい角度を向いてくれたんです」と試行錯誤したことを明かし、「今回、インティマシー・コーディネーターの方がついていらっしゃって、お互いを尊重し合いつつ、映像として良く見える角度を、みんなで計算して、モニターをみんなで見て話し合いながらやっています」と語った。

■南雲の“25時”ショットに駒木根「25時でもこんなかっこいんだ」

また、ドラマタイトルにちなみ、それぞれの“とある日の25時”を発表することに。

駒木根はラジオの写真を披露し、「僕、毎週ラジオをやっているんですけど、この春から22時から25時になったので、25時はこんな状態ですね。25時、浜松町で(笑)」とコメント。新原は、駒木根とは打って変わって家でのオフの写真を。「家でゲームをしている最中です。スマホでゲームをすることが多くて」と“インドア”なプライベートを明かした。

続く宇佐は、楽器やパソコンが置かれたデスクを写し、「ゲームだったり、音楽系の作業をしたりが多いです。25時あたりは大体デスクに座っていますね」と告白。

そして、同じく“趣味”の写真を披露したのが南雲。「僕も25時は趣味の時間なんですけど…」と、ジムで決めポーズをした写真を出すと、周りからは「やってるな!」「違う違う、ジムでこんなポーズしないのよ」とツッコミが。

「僕、トレーニングがすごい好きで、いつも仕事が終わって夜遅くでも行くことが多くて。ジムで胸をしっかりパンプアップさせています」と説明し、駒木根は「25時でもこんなかっこいいんだ…」と感心していた。

木ドラ24「25時、赤坂で」記者会見に駒木根葵汰、新原泰佑、宇佐卓真、南雲奨馬が出席/※ザテレビジョン撮影