緊張した時に起こりがちなのが、いわゆる「言葉を噛む」と呼ばれる現象。大事な場面で妙にかわいらしい語感のフレーズが飛び出し、冷や汗をかいた経験はないだろうか。

なお現在X上では、まるで言葉を噛んでしまったかのような「かわいすぎる案内標識」が話題となっているのだ。

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■この標識、あまりにかわいすぎる…

今回注目したいのは、「NEXCO中日本 名古屋支社」公式Xアカウントが投稿したポスト。

「高速豆知識」というハッシュタグの使用されたポストには2つの案内標識が写った画像が添えられており、片方の標識には「南陽」の地名が。そしてもう片方には…なんと「なにょ」という、謎の3文字が確認できたのだ。

案内標識

なお、ポスト本文には「名二環 南陽ICの標識は英語表記に『Nan-yo』としてハイフン “-” を入れています。ハイフンがなければ『なにょ』と読まれるおそれがあるためです。外国の方にもわかりやすい案内を目指して工夫しています」と、ネタばらしが綴られている。

 

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■「かわいすぎる標識」と話題に

標識に「なにょ」と書かれたシュールすぎる光景は人々の注目を集め、同ポストは投稿から数日足らずで2,000件ものリポストを記録する事態に。

Xユーザーからは「長年のなにょが解けた」「弱めのツンデレみたい」「なにょ、かわいすぎる」などの声のほか、「ネクスコさん素晴らしい。これはものすごく大事で、日本語をアルファベットで書いたときに外国人が我々と同じように理解するとは限らないので」といった称賛の声が多数寄せられていた。

なお、今回のような工夫は他の道路でも見られるようで…。

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■「圏央厚木」の表記は?

今回のポスト投稿の詳細について「中日本高速道路株式会社」(NEXCO中日本)の名古屋支社・広報に話を聞いてみることに。

すると、広報担当者からは「6日〜15日にかけて実施された『令和6年春の全国交通安全運動』に合わせ、皆さまが意外と知らないような高速道路豆知識や、交通安全のために気を付けて頂きたいことなどを1日1件発信しておりました」との回答が。

「Nan-yo」表記の標識は2021年5月の開通当初から設置されているもので、他にも類似事例として、圏央道の圏央厚木インターチェンジでも「Ken-o-Atsugi」という表記を採用しているそうだ。

案内標識

念のため、「なにょ」の標識が名古屋第二環状自動車道に実在するか確認すると、「当社で合成したもので、実際には設置されていません」という補足コメントが。ほっとしたような少し残念なような…複雑な気持ちである。

 

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■担当者は「親しみを感じて頂けた」と分析

なお、NEXCO中日本では他にもハッシュタグ「高速豆知識」を使用したポストを多数投稿しているが、明らかに今回の「なにょ」ポストだけ、反響の大きさが段違い。

注目を集めた件について、広報担当者は「これほどの反響を頂けまして、高速道路の標識に親しみを持っている方が多くいらっしゃることが分かりました。また、新たに標識に親しみを感じて頂いた方もいらっしゃったのではないかと考えております」と分析する。

加えて「引き続き、事業の取り組みや工事規制情報、防災情報などを、多くの方に親しみを持ってもらえるよう、Xより発信してまいります」と、今後の展望を語ってくれたのだ。

 

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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