石原さとみが主演を務めるドラマ「Destiny」(毎週火曜夜9:00‐9:54、テレビ朝日系)の第2話が、4月16日(火)に放送される。

【写真】亀梨和也“真樹”は、父である仲村トオル“浩一郎”と対峙する

■20年の時を超える“サスペンス×ラブストーリー”

石原が3年ぶりの連続ドラマ復帰を果たす本作は、ドラマ「Dr.コトー診療所」シリーズ(2003年ほか、フジテレビ系)、「友情~平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』~」(2023年、テレビ朝日系)などで知られる脚本家・吉田紀子による完全オリジナル作品。

横浜地方検察庁中央支部の検事・西村奏(石原)は、中学3年生の時に検事だった父・英介(佐々木蔵之介)を亡くし、それを機に父と同じ道を志す。長野の大学へ進学した奏は、そこで出会った仲間や恋人とかけがえのない時間を過ごすが、友達だったカオリ(田中みな実)の身に起きた“ある事件”を機に彼女の青春時代は終わりを告げてしまう。

それから12年、事件以降姿を消していたかつての恋人・真樹(亀梨和也)と偶然再会した奏は、封印してきたカオリの事件に再び向き合うことに。待ち受ける運命に翻弄される二人を描く、20年の時を超える切なくも濃密な“サスペンス×ラブストーリー”だ。

第1話衝撃の展開に視聴者も騒然!

4月9日に放送された第1話では、人目を避けるように生きてきた奏が大学で真樹たちと出会いキラキラとしたキャンパスライフを送る様子から一転、カオリが事故により命を落とすというまさかの展開に視聴者からも驚きの声が。

中でも、カオリ役の田中みな実による熱演が大きな話題に。“ある事実”を知ったカオリが真樹とともに死を選ぼうとする狂気に満ちた様子には、「恐怖を感じた」「カオリの気持ちを思うとあまりにも辛い」といった言葉とともに、SNS等で絶賛の声が相次いだ。

そして、カオリが何気なく口にした「ずっと友達でいようね」という純粋な思いが、遺された者にとって“呪いの言葉”となっていく展開には、多くの視聴者が釘付けに。今後の展開に早くも注目が集まっている。

■「Destiny」第2話あらすじ

第2話では――

奏(石原さとみ)が担当している違法薬物の売買事件の被疑者が大物政治家の次男だと発覚し、にわかに世間の注目を集めることに。是が非でも起訴に持ち込まなければならない事件だが、被疑者は逮捕時薬物を所持しておらず、犯行を否認。共犯者の供述しか取れていない奏は、支部長の大畑(高畑淳子)に「これで裁判がもつと思っているのか」と叱責されてしまう。

悔しさと焦りから帰宅後も事件のことで頭がいっぱいになる中、奏は恋人・貴志(安藤政信)から「そろそろ結婚しない?」と切り出される。突然のプロポーズにぼう然とする奏は、ふと貴志と出会った12年前のことを思い出す。

初めてできた仲間と青春を謳歌し、真樹(亀梨和也)との恋に溺れていた大学時代。友人・カオリ(田中みな実)の衝撃的な事件を境に真樹が姿を消してしまい、奏は生きているのに死んでいるような時間を送っていた。ロースクールの受験にも失敗し、絶望と無気力に苛まれ倒れてしまった奏を助けてくれたのが、当時大学病院で研修医を務めていた貴志だった。

プロポーズから数日後、カオリの十三回忌のため長野へ向かった奏の前に、姿を消していた真樹が突然現れる。衝撃の事件から12年、長い年月を経てついに再会を果たした奏と真樹。これを機に、彼らが封印してきたはずの事件の真相を巡って、二人の運命も大きく動き始める…。

――という物語が描かれる。

■予告動画にも反響続々!

公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、青春の終わりを告げたカオリの“事件”から12年後、突然再会してしまった奏と真樹の姿が。一方で、知美(宮澤エマ)からは「ダメだよ、真樹と会ったりしちゃ」といった言葉が飛び出すなど、“あの頃”とは変わってしまったそれぞれの関係がどう描かれるのか気になるところ。

視聴者からは「謎が謎を呼ぶ 2話が待ち遠しい」「初回からドロドロの展開で今後が気になる」といったコメントが。数々の謎がどのタイミングで、どんな形で明らかになるのか、見逃せない展開が続きそうだ。

ドラマ「Destiny」第2話は、4月16日(火)夜9:00よりテレビ朝日系にて放送。

■「Destiny」第2話 予告動画

奏(石原さとみ)は真樹(亀梨和也)と再会し、心をかき乱される/(C)テレビ朝日