バルセロナチャビエルナンデス監督がチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出に向け、ファンを含む一丸を求めた。クラブ公式サイトが伝えた。

先週、パリ・サンジェルマン(PSG)の本拠地でCL準々決勝1stレグを戦ったバルセロナ。一度は逆転されながらも再逆転に成功し、3-2で先勝した。

続いて、週末のラ・リーガ第31節カディス戦もウノセロで勝利した中、16日には今シーズンの本拠地エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスにPSGを迎えてのリターンレグ。決戦を前にしたチャビ監督は「準決勝に進むためには多くの個性を示さなければならないだろう」とコメントし、敵チームや敵将を警戒している。

「我々は自分たちをコントロールして主導権を握らなければならないが、それはタフなミッションになるだろう。ルイス・エンリケは手を緩めないから、PSGは仕掛けてくるはずだ。私は彼のことをよく知っているし、我々に大きなプレッシャーをかけてくるであろうこともわかっている」

「世界最高のチームの1つが相手だ。最も激しいチームの1つであり、我々に何も与えてはくれない。そして彼は世界最高の監督の1人だ」

また、チャビ監督はファンに後押しを呼びかけ。すでに熱気は高まっているようで、ベスト4入りが懸かる試合への期待をあらわにした。

「我々はホームでプレーする。モンジュイックは盛大な夜になるはずだ。沸点に達するような雰囲気でなければならない。トリッキーな瞬間もあるだろうし、PSGは我々にハードワークを課してくる。だからこそ我々はファンを必要としている。今こそ団結する時だ」

「準々決勝に進出できたことをとても誇りに思うし、準決勝に進むチャンスがある。バルサファンは興奮しているし、置かれている状況を考えればそれは私も同じだ。チーム内でも他の場所でも、街中でも、興奮に包まれていていると感じることができる。我々は今シーズン失っていた興奮を取り戻したんだ」

この一戦では元スペイン代表MFセルジ・ロベルトデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが出場停止。しかし、チャビ監督が重要視しているのは、チーム一丸となって戦えるかどうかだ。

「セルジ・ロベルトクリステンセンが出場停止になったことは我々にとって痛手だ。それは事実だが、PSG戦で鍵となるのはチームとしてプレーすることだ。それができれば、出場する選手に関係なく、素晴らしいチャンスを得ることができるはず。準決勝に進むために全力を尽くす必要がある」

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