パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が巻き返しを誓っている。クラブ公式サイトが伝えた。

10日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでバルセロナをホームに迎え、1度逆転に成功しながらも、再逆転を許してしまったPSG。1点ビハインドの中、16日にアウェイでの2ndに挑む。

試合前会見に臨んだエンリケ監督は、まずホームでの敗戦を振り返り。数日間尾を引くダメージの大きい結果だったと語っている。

「1stレグの結果は、我々にふさわしいものではなかったと思う。同点に追いつくこともできたからだ。打ちのめされた後の数日はどうしても難しくなる。フィジカルとメンタルを以前と同じ状態に戻すのは難しい」

「スタッフ、選手、クラブの人々、そしてファン全員がこの敗戦の影響を受けていると思うが、我々は立ち直らなければならない。ハードだが受け入れるしかない。プロフェッショナルな選手ならそれができる。幸いにも挽回するチャンスが明日ある」

また、1stレグの敗戦により、昨年11月から続いていた公式戦無敗記録が「27」でストップ。「自分たちを奮い立たせ、再び良いパフォーマンスをする準備をしなければならない」と語ったエンリケ監督は、2ndレグでの逆転に向け策を講じており、1stレグと同じような展開になるとも予想している。

「この2ndレグは少し異なる。直前にリーグ戦がなかったからだ。1stレグを振り返り、このリターンレグに備える時間があった。これは良いことだ」

「明日は異なるバージョンの自分たちを見せ、自分たちを超えていかなければならない。時間はあったし、準備はできている。チームの全員が勝ちたいと思っているし、自分たちがやりたいことはわかっている。状況を覆せると確信している」

「最初の数分からプレスをかけにいくつもりだし、彼らは多少ロングボールを使ってくるかもしれない。我々はチャンスを作るだろう。それにバルセロナも最終ラインを使って我々に問題を引き起こすはずだ」

「だから明日の試合は1stレグと同じような展開になると思う。ゴールも生まれるだろうし、観客にとってエキサイティングな試合になることを願っている」

「明日は両チームにとって複雑な試合になると思うが、我々の野望は準決勝進出だ。素晴らしい試合になるだろう」


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