米Microsoft4月16日(現地時間)、UAEアラブ首長国連邦)のAI企業G42への15億ドルの戦略的投資を発表した。これにより、MicrosoftのAIへの取り組みを、UAEおよびその他の世界各国に導入する上での協力を強化する。また、Microsoft副会長兼プレジデントのブラッド・スミス氏を取締役会に送り込む。

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 この提携により、G42は自社のAIアプリとサービスをMicrosoft Azure上で実行し、グローバルな顧客にAIサービスを提供する。

 スミス氏は発表文で「われわれはUAEと米国の両国政府と緊密に連携し、安全で信頼できる責任あるAIのための世界クラスの技術と世界をリードする標準を組み合わせていく」と語った。

左から、Microsoftのブラッド・スミス副会長兼プレジデント、G42会長のシェイク・タフヌーン・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン殿下、G42の彭暁CEO