リバプールの退任が決定しているユルゲン・クロップ監督(56)だが、すでにオファーが届いているようだ。

9シーズンにわたってリバプールを率いてきたクロップ監督は、これまでチャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグ、クラブ・ワールドカップ(CWC)など多くのタイトルを獲得。今シーズンはすでにEFLカップ(カラバオカップ)を制しており、ここに来てやや失速もプレミアリーグでタイトルレースに参加するなど順調なシーズンを送っている。

しかし、クロップ監督は1月にエネルギーの枯渇を理由として、今シーズン限りでの退任を発表。リバプール退任後は休養する意向を明かしており、フットボール界への復帰については明言していない。

一方で、イギリス『ミラー』によると、ドイツサッカー連盟(DFB)が代表監督にクロップ監督の招へいを計画しているとのこと。ドイツ代表は現在指揮を執るユリアン・ナーゲルスマン監督にバイエルン行きの可能性があり、後任探しに着手しているという。

DFBはクロップ監督の希望も十分に理解しており、招へいを急いではいない模様。まずは現在ナーゲルスマン監督のアシスタントコーチを務めるサンドロ・ワグナー氏にチームを任せ、2025年からクロップ監督を招へいするプランも持っているようだ。

クロップ監督がどのような決断を下すかは不透明だが、もしドイツ代表が招へいに成功した場合、2026年の北中米ワールドカップでは稀代の名将が指揮を執る姿が見られるかもしれない。

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