ドレイクは今、ラップ界で敵に囲まれているようだ。リークされた「Push Ups」というディス・トラックで、彼は「なんだこれ、20対1か?」と問いかけている。

 ドレイクは、ラップ界での衝突をハリウッド映画に例え、『キル・ビル』でザ・ブライドを演じるユマ・サーマンが敵に囲まれ、日本刀を構えている写真を投稿した。

 現地時間4月14日ドレイクのインスタグラム・ストーリーで公開されたこの写真に、サーマン本人も気づいたようだ。

 53歳のサーマンは自身のインスタグラム・ストーリーで反応し、映画に登場する象徴的なスーツの写真を掲載して「これがいる? @champagnepapi」とドレイクに尋ねた。

 ドレイクは数時間後、リポストで「はい、お願いします。俺のペンは服部半蔵の刀です」と返信し、映画に登場する日本刀職人に言及した。

 ドレイクはペンを自分の武器として選び、「Push Ups」で多くの敵を狙った。現地時間4月13日リークされたこのハードなディス・トラックで、ドレイクはケンドリック・ラマー、フューチャー、メトロ・ブーミン、ザ・ウィークエンド、リック・ロスをターゲットにしていると思われる。

 サーマンの投稿がSNSで話題になると、リック・ロスはドレイクとの対立の炎を燃やし続け、インスタグラムでイエロースーツについて「俺に着れると思う?」と問いかけた。

 ロスはドレイクの「Push Ups」がネット上で話題になってからわずか数時間後の14日の夕方、アカデミクスと共にドレイクに向けたディス・トラック「Champagne Moments」をプレミア公開し、速やかにドレイクへ反発した。

ドレイク、ディス・トラック公開後にユマ・サーマンが『キル・ビル』のスーツをオファー「これがいる?」