もくじ
ー いつものアルファ ロメオと全然ちがう!
ー スーパーカーの素質を備えたSUVというギャップ
ー 期待以上の手応えを感じさせるSUVであること
いつものアルファ ロメオと全然ちがう!
桜吹雪の舞う都内で、アルファ ロメオのピュアパフォーマンスSUV「ステルヴィオ クアドリフォリオ」に異なる領域のエキスパート二人が対談試乗。その魅力に迫ってもらった。
一人はスーパーGTからル・マン24時間まで、あらゆるツーリングカー・カテゴリーを経験しているレーサーの藤井誠暢さん。もう一人はモデル出身でダイビングやゴルフを嗜むスポーツマンにして、初マラソンでサブ4を達成したり陸ガメを5匹も飼っていたり。多才なマルチタレントとして活躍する大倉士門さんだ。
編集部:
大倉さんは京都生まれで、お父さんは地元のアルファ ロメオ・ディーラーのマネージャーさんだとか?
大倉:
ええ、小さい頃から車=アルファ ロメオのことでした。父が乗って帰ってくる車が、何てカッコいいんだろうと憧れていましたから。
藤井:
京都の街でアルファ ロメオは、さぞ素敵でしょうね。ぼくはレーサーとして駆け出しの頃、147に乗っていました。活発で楽しい車に乗りたくて。
大倉:
あ、ぼくは今、シルバーのジュリエッタに乗っています。7年目で愛着もあって、まさに乗り換えか増車か悩んでいて。その悩みの種が、今日のステルヴィオ・クアドリフォリオなんです。
藤井:
じゃあ今日は生憎の天気ですが、渡りに船ですね。
大倉:
お手柔らかにひとつ。
すると、やや食い気味に藤井さんがシフトダウンして、加速を始めた。
大倉:
うわっ、音がヴロロロって……ぼくの知ってるアルファ ロメオ、いつものジュリエッタと全然ちがう(笑)。
藤井:
アルファ ロメオってゆっくり乗ったらお洒落な車ですけど、とくにクアドリフォリオはアクセルを踏まないと、良さが分からない車だと思うんですよ。
大倉:
とはいえプロの方の走らせ方は……。この音は痺れますね……。
藤井:
でもこれ、制限速度内の加速で、パドルシフトで低いギアを選べば音色を操れるんです。バブリングやエンジンブレーキの音もいいでしょう? こんなV6を、ダウンサイジングのブーム後の今も、100年ブランドであるアルファ ロメオが保っていることが、ホント贅沢ですよね。
スーパーカーの素質を備えたSUVというギャップ萌え
青山周辺で街乗りを試した後、二人が駆るステルヴィオ・クアドリフォリオは首都高へ。環状線のトンネルで藤井さんがシフトダウンのバブリングを響かせると、大倉さんは窓を少し開けてエキゾーストノートに耳を澄ませる。
藤井:
はい。純FRのジュリアに比べ、雨でもスタビリティが高いです。このスポーツシートもカーボンですけど、前後車軸を繋ぐプロペラシャフトもカーボン製で、走りに関わる部分にコストをかけています。
大倉:
見えないけど本質的なところにお金をかける、裏勝りの美学って、アルファ ロメオは昔からありますよね。このフロントシートも薄い造りなので、リアシートの足元もむっちゃ広いです。
藤井:
スーパーカーブランドのSUVに比べたら、ファミリー用途もこなせるほど実用性は高く、都内で扱いやすいサイズ感も抜群。ところがトルクは600Nmでパワーは510ps、スーパーカー並のポテンシャルがあります。
大倉:
外からは気づかれにくいけど、街にバケモンが溶け込んでいるようなものですね。
藤井:
これも見えないディティールですけど、ボンネットやドアパネルもアルミで、通常モデルより軽いだけでなく重心が低められています。SUVの体躯に対しては大径ブレーキ採用にローターも穴あきタイプで、制動力もコントロールしやすいです。
大倉:
その、自分だけが知っているディティールや魅力、そこに普段から心の高まりを感じられるのが、アルファ ロメオだと思うんですよ。外観もインテリアも、どこをどう切り取っても美しくて。例えばリアシートのエアコン吹き出し口が、フロントのそれと同じようにカッコいい。この車ではここのこういうカタチだけがイヤ、というのが無いんです。
藤井:
やっぱり、美しくて走りのポテンシャルがダイレクトに感じられますよね。
大倉:
後ろから凄い音がして、ふり向くとスーパーカーっていうのは分かりやすいですけど、アルファ ロメオって音も走りもよくて、しかも周囲に馴染みつつちょっと違う存在感が絶妙。
自分の車でも、30代の同年代の友人に見せて/乗せてすると、カッコよくてよく走る車というのが、一発で伝わるんです。ステルヴィオ・クアドリフォリオの走りはもう、自分がそれをやられているという(苦笑)。
藤井:
じゃあ今度は士門さんにステアリングを譲ります。ハンドルを10時10分の位置ではなく、9時15分のあたりを握って、背中にシートバックをぴったり調整してみて下さい。
期待以上の手応えを感じさせるSUVであること
大倉:
手が届きやすくなって、肩辺りまでしっくり来ますね。
藤井:
ステアリングギア比って通常は18:1ぐらいですが、アルファ ロメオはレーシングカー並の12:1ぐらい。だからクイックで、9時15分で握る方が切り込める舵角が大きく、上半身も安定するという。
大倉:
わっ、ホントだ、機敏。デジタルメーターで目線も高くて、シートはやや固いけど包み込まれるようなサポートがいいですね。
藤井:
ぼくも視線が高くて快適なSUVが大好きなんですが、ステルヴィオ・クアドリフォリオはロールが少なくて回頭性は軽快そのもの。FRのジュリアに並ぶポテンシャルと、フラッグシップらしい安心感が、ステルヴィオ・クアドリフォリオの欲張りなところだと思います。
大倉:
ぼくはスポーツカーにがっつり乗ったことなくて、クアドリフォリオではない直4のステルヴィオも考えていたんですけど、運転しやすくて、乗り心地も固くなく、むしろしなやかで。これは戻れなくなりますね。
藤井:
DNAを「ダイナミック」に切り替えると、また変わるんですよ。
大倉:
ああ、これはもう何というか……優等生でしたね、さっきまでは。
藤井:
そう、誰もが乗れちゃう優しさがある一方で、味つけ、走り、音のいずれでも、速度を上げるほどにクアドリフォリオは表現してくれます。優等生の裏にかなりのワイルド、そのキャラがステアリングを握っているとよく伝わってきます。アルファ ロメオに乗っている皆さんがおっしゃいますけど、他の車で満足できなくなるとか。
大倉:
そう、アルファ ロメオって時間が経つと乗り手と調和するんですよ、共生関係かもしれませんが。ステルヴィオ・クアドリフォリオも、その予感が濃厚です。
編集部:
あの、そろそろ結論のお時間でして。お2人にとって「クアドリフォリオ」とは何でしょう?
藤井:
クアドリフォリオは、アルファ ロメオの技術で惜しみなく走りを追求したモデル。速さを支える材質や仕様、すべてが闇雲に馬力やトルクを上げるでなく、エンジンだけで突出するでなく、運動性能を上げる目的で正しく用いられ、シャシーとバランスしている。四駆らしいスタビリティの一方で、尖った部分でも強烈な印象を残すので、生活の伴侶感とのギャップが凄い。
大倉:
藤井さんの隣に乗せてもらって、気づきが沢山ありました。ぼくにとってクアドリフォリオは男の子が感じるワクワク、あらゆる欲望を叶えられる極上の一台。普通とは違う走り、V6の音であり、分かる人には分かる存在であり。
街を上品に流して視線をさりげなく集めるところもあれば、バケモン級のワイルドなポテンシャルも秘めている。そんな天使と悪魔が同居しているのがクアドリフォリオで、その間で迷うのが人間で、どちらかひとつ選ばなくてもポジティブになれる車ですね。
キャンペーン概要
応募期間
4月16日(火)– 4月25日(木) 抽選で1名様にプレゼント。
プレゼント内容
・5月16日(木) 10:00スタート
プロドライバーと試乗する ステルヴィオ・クアドリフォリオ 高速テストドライブ
・5月15日(水) テストドライブ前泊
ザ・キャピトルホテル 東急 デラックス ハリウッドツイン ペア1組宿泊(1泊朝食付き)提供
当選発表
5月1日(水)予定
アルファ ロメオ キャンペーン事務局より当選者様へお電話またはメールにてご案内いたします。お電話の場合は、あらためてメールでもご案内いたします。
※ なお、お電話が繋がらなかった場合には、次の方にご案内をさせていただきますので予めご了承ください。
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