厚生労働省は2023年12月に、日本人の三死因(悪性新生物、心疾患、脳血管疾患)による死亡の状況について、「1995年の死因分類改定後の粗死亡率と比較して、悪性新生物の男性では114.5ポイント、女性では96.6ポイント上昇、心疾患の男性では76.1ポイント、女性では81.7ポイント上昇」(令和5年度(2023)人口動態統計特殊報告)と発表しました。平成9年以降増加傾向が続いており、ますます食生活改善による予防が重要視されています。一方、消費者庁は、「機能性食品届け出制度(生鮮食品の届け出も含む)」 を2015年に開始して以来、2024年3月末現在で届け出数が8000品を超え、消費者の健康への関心は年々高まっています。

 日本の食の安心・安全・健康をコンセプトとし、世界各国の「良いもの」だけを厳選して輸入販売している木野物産株式会社(事務所:東京都中央区 代表取締役:木野高男、以下木野物産)は、この度、日本で唯一の機能性食品として認められた「チリ産生くるみ(食塩・オイル不使用)」(世界最上級グレード)が大手量販店サミット株式会社主催 『第44回サミット新商品人気コンクール』で入賞をしました。この結果を受け、授賞式に参加させていただきましたので、ここにご報告させていただきます。

【機能性表示食品制度とは】

 国の定めるルールに基づき、事業者が「食の安全性と機能性に関する科学的根拠」等の必要事項を販売前に消費者庁長官に届け出れば、機能性を表示することができる制度。2015年4月に「機能性食品表示制度」が開始され、世界で初めて「生鮮食品」においても表示が可能となりました。社会的にも健康志向の流れがある中、現在総届出数8157品(撤回を除くと6752品)、生鮮食品226品(撤回を除くと209品)【2024年3月末現在】。市場規模も2017年から2023年にかけて4倍に伸び、2023年の市場規模も6,865億円と前年比19.3%%の伸びを示し、コロナ渦以降の健康意識の高まりからも需要が伸びています。

 「生鮮食品」として、子大豆もやし、みかん、ほうれん草りんごなどの農産品がこれまでに届け出されており、ナッツ類の中では初めての機能性食品として、チリ産「生くるみ(食塩・オイル不使用)」が届け出され、日本で唯一の機能性食品「生くるみ」として、おいしさの面からも評価をいただき、上記コンクールでの受賞となりました。


消費者庁(第16回食品連絡会議)「食品表示制度をめぐる情勢【機能性食品取得の背景】」より改変 

くるみ

      生くるみ

【機能性食品 生くるみ(日本初)】 

届出日:2022年10月6日

<機能性関与成分:α-リノレン酸>

 心疾患や脳血管疾患の基礎病態とされる動脈硬化の原因としても問題の「LDLコレステロール値を下げる働き」や「血圧が高めの方の血圧を下げる働き」が期待される注目の栄養成分です。α-リノレン酸は熱や加工に弱く、壊れやすいため、素材のまま生で摂ることが推奨されています。生くるみに含有するα-リノレン酸(8.1g/100g)はナッツの中でも突出して多く、本製品くるみ16g(個包装1袋)で1日の1/2量を摂ることができます。

<安全面への配慮>

 チリでの生産組織は、1991年に創立され年間約2.2万トンを生産、出荷しており、くるみ栽培は4人の農業技師の管理のもと、適切な防除などを行い、これらの作業については農業者、農地、作業日事に栽培履歴を記録。IFS, BRC、HACCP等各種認証を取得し安全性を追求しています。また、農薬一斉分析を行い、使用農薬を含む農薬が基準値以下であることを確認しており、日本国内においては、規格値に準じて各検査を行い包装しています。また、規格に満たないものは排除するなど、これらの工程により厳格な品質管理を行っています。

【高血圧やコレステロールのリスク】 

 高血圧、コレステロール等の危険因子が増えるほど、脳や心疾患のリスクが上昇。


厚生労働省「SMART LIFE PROJECT」(https://www.smartlife.mhlw.go.jp/event/disease/obesity/)より   

厚生労働省令和5年度(2023年)人口動態統計特殊報告」より作成

『第44回サミット新商品人気コンクール』入賞!

 サミット新商品人気コンクールは、“メーカーと消費者を結びつけること”が小売業の大切な役割であるという考えに基づき、一人でも多くのお客様に優れた新商品を紹介し、各メーカーの新商品の開発努力に感謝することを目的として、サミット株式会社により 1981 年にスタート。今年で44 回目を迎えるコンクールです。

2023年1月~12月に新発売された商品の中から、新商品人気コンクールの候補商品として売上上位商品を6つの部門に選出し、お客様モニターにより全候補商品を試食した後、投票で決定。この度、数ある商品の中から木野物産の「チリ産生くるみ(食塩・オイル不使用)」が、生鮮部門の4位に入賞し、お客様からも「クセのない軽い味わいで殻からむいたばかりのようなフレッシュさ」という評価をいただきました。



世界最上級グレード「チリ産生くるみ(食塩・オイル不使用)」

 南半球では最大のくるみ生産国で、世界第2位の輸出国であるチリは、東西南北自然に囲まれた陸の孤島といわれています。この恵まれた自然環境と地中海性気候がくるみのおいしさを引き立て、最大の特徴でもある明るい実色のくるみを育てます。

木野物産の「チリ産生くるみ」は、くるみの実色を表すグレードにおいて、世界にも誇る最上級規格であるエクストラライトを厳選して使用し、食塩・オイル無添加で仕上げております。エクストラライトグレードは、くるみ特有の渋皮が少なく、よりマイルドで甘みを感じやすいのも特徴です。



1日の摂取目安量が分かる個包装タイプ

最上級グレード「エクストラライト」を使用

“チリ産生くるみアンバサダー” に管理栄養士/フードプランナー 岸村康代氏が就任

 管理栄養士で、メディアでも活躍中の一般社団法人大人のダイエット研究所の代表である岸村康代氏が「チリ産生くるみアンバサダー」に就任しました。岸村氏は、管理栄養士の視点からも「くるみナッツの中で唯一、ω-3脂肪酸であるα-リノレン酸が豊富に含まれる種実類。特に、チリ産生くるみは、くるみのグレードのうち最上級グレードの貴重なくるみで、焙煎されていない生くるみはα-リノレン酸が豊富。食べ応えもあり、個包装で持ち運びしやすく、1回分が小分けされている点も、忙しい毎日やダイエット中の間食にもおすすめです」とコメントしました。

【木野物産について】

 木野物産株式会社は、日本の食の安心・安全・健康をコンセプトとし、世界各国の「良いもの」だけを厳選しています。現地の調査、農産地の確認、栄養成分の分析など味と品質にこだわりを持ち、日本のより豊かな食卓のため活動。

*主要取扱商品:香り高いハーブの様なスペインにんにくオリーブオイル、チリ産プルーン、その他農産品

 木野物産は、今後もくるみをはじめ、現代社会に必要とされる美味しさをプラスした栄養機能性商品を生み出し、食を通じて健康的なライフスタイルの一助となりますよう、日々研究を進めてまいります。

配信元企業:木野物産株式会社

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