4月にもかかわらず、すでに最高気温が30度を超えた地域もあります。今後、気温が高い日が続くことが予想されるため、今のうちにエアコンを手入れしておくとよいかもしれません。そんな中、経済産業省が、家庭での熱中症を防ぐために、エアコンを早めに試運転するよう、公式サイトで呼び掛けています。

夏は修理に数週間かかることも

 経産省によると、エアコンの購入や設置、修理は夏季に入ってから集中し、待ち時間が発生しているということです。一部の地域では、数週間の待ちが発生しているといいます。

 また、メーカーによって推奨する試運転の方法が異なると指摘。試運転の手順については、使用しているエアコンのメーカーのウェブサイトのほか、一般社団法人日本冷凍空調工業会と一般財団法人家電製品協会が共同で作成したパンフレットを参照するよう勧めています。例えば、このパンフレットでは、エアコンの試運転の前に次の部分をチェックすることがポイントだと指摘されています。

(1)電源プラグ
電源プラグやコンセントに変色や汚れがないかどうか。

(2)リモコン
・液晶が表示されているか。
リモコンで操作できるかどうか。

(3)フィルター
・ほこりがたまっていないか。
・破れや破損がないかどうか。

(4)室外機
室外機の上や前に物を置いていないかどうか。

 経産省は「本格的な夏を迎える前に、エアコンの試運転を行っていただき、エアコンの設置・修理を早めに行うことで、自宅などでの熱中症対策などを進めることが重要です」と公式サイトで呼び掛けています。

オトナンサー編集部

エアコンの試運転は早めに