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自分にとって大事なイベントを、友人の身勝手でめちゃくちゃにされたらたまらない。東京都に住む20代後半の女性(ITエンジニア/システム開発・SE・インフラ/年収450万円)は、同人誌即売会で売り子を頼んでいた友人が

「数日前になって音信不通になりました」

ドタキャンされたことで「すべてが台無しになりました」と憤る。(文:福岡ちはや)

「『私は売り子やらなくていいんだよね』というツイートだけ残っていました」

女性はたびたび同人誌即売会に売り手として参加していたが、お金の計算や接客が苦手なため、謝礼金を払って高校からの友人に売り子を依頼していたという。

「その友人の好きなジャンルではないものの、(友人は)アルバイト感覚で『お金をくれるならやる』と言ってくれてました。私はその日のごはんを奢り、だいたい短期バイトと同じくらいの謝礼金を渡していました」

女性は過去に2回ほどその友人に売り子を頼み、特に問題なくイベントを終えていたようだ。ところが今年の初めに開催された同人誌即売会で、まさかのドタキャンをくらってしまう。その経緯をこう語った。

「その友人へ(売り子を)お願いし、いつもどおり了承を得ました。しかし、数日前になって音信不通になりました。LINEも既読にならないので友人のTwitter(現X)を確認したところ、『1週間前になっても何も連絡ないし、私は売り子やらなくていいんだよね』というツイートだけ残っていました。リプライやDMなら反応できますが、ただのツイートなんて完全に見逃してます」

と憤りを隠せない。友人の身勝手な行動により、女性は売り子の急募を出したり、別の友人に手伝いを要請したりと「要らぬ手回し」に追われた。また、売り子がいる前提でスケジュール決めや宣伝活動をしていたため、「周りに多大な迷惑をかけてしまいました」という。

女性が他の友人に聞いたところによると、そのイベントは参加するだけで7000円近くの費用がかかり、売り子の参加費を負担したうえアルバイト代まで支払うケースは珍しいそうだ。女性は「アルバイト代などお金に関しては別に不満はありませんが」と前置きし、

「一度は了承したはずなのに、自分の思い込みで勝手にドタキャンするなんて」
「大事な約束を連絡もなしでドタキャンするのは人として許せません」

と友人の行動を非難した。女性はこの一件以来その友人とは縁を切り、「TwitterもLINEも電話番号もブロックしました」とのことだ。

キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG

同人イベントで友人に売り子を頼んだら…「数日前に音信不通に」 ドタキャンされて絶縁した女性