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 9年ぶりの国賓待遇で訪米した岸田文雄総理について、妻・裕子さんとの「手つなぎ」に注目した。

【映像】歴代総理と夫人の“手つなぎ”シーン

 飛行機を降りながら裕子さんと手をつないだ岸田総理、過去には安倍晋三元総理、鳩山由紀夫元総理も夫婦での手つなぎ姿をマスコミに見せてきた。

 日本ではあまり見かけない光景だが、なぜ総理は海外に行くとこぞって手をつなぎたがるのか。アメリカの日本大使館に勤務していた、元在米日本大使館職員の深作ヘスス氏は「何か決まりがあってやっているというわけではないと思います」と前置きして「基本的にその国の文化に合わせて何が適切なのか、ということを外交の瞬間というのはすべて世界に見られていますので、どういう風に映るだろうか? どこを切り取られるだろうか。こういったことは総理によっては気にされる方、意識をされる方はいるんだと思う」と推察した。

 そもそも手をつなぐことにはどのような意味があるのか。明星大学心理学心理学科の藤井靖教授は「基本的に手をつなぐ行為は、ふれあいでオキシトシンという快感ホルモンが発せられるので、そういう心理的な絆とか繋がり、信頼の構築という行為。二者間同期といってお互いの欲求や感情を把握したり、感情を共有したりという、情動の交換行為でもある」と説明。

 また「5本じゃなくて一部の指先だけを付けるみたいなのというのは、“性的”なサイン。一つの部分とか少ない部位に対する感覚を持っている。愛情というより性的なプレーに近い、そういうスキンシップ」と接触の仕方によっても意図は変わってくると語った。

 岸田総理の手つなぎについて藤井氏は「自分が夫人に対して配慮してる」ということを表現したいのではないかと推測。

「手をつなぐと呼吸が同調してシンクロする」と続けたが「(総理が)降りて来るのを見ると、歩くスピードとか出ていく足がどっちかとか、全然同調してない」「完全に(夫婦円満の)関係アピールだなという感じ」と指摘した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

海外に行くと総理大臣たちはなぜ夫人と“手つなぎ”をする?心理学者は「歩くスピードや足が全然同調してない」と指摘