【WWE】SMACKDOWN(4月12日・日本時間13日/デトロイト)
米国でも指折りの若手有望株女子レスラーがみせた超人的フィジカルに解説者もあ然。ムーンサルトプレスを相手に読まれるも体操選手ならではの“柔らかい軟着陸”で自爆を回避したシーンに注目が集まった。
『レッスルマニア』でWWE女子王者となったベイリーを挑発する形で実現した次期王座挑戦者候補ティファニー・ストラットンとナオミのシングル戦で、とっさの“ある行動”が話題となった。
この日も24歳の新星・ティファニーは、振り子のように勢い良く頭から落とす『アラバマ・スラム』から、ロープをテンポ良く1,2,3と上り、繰り出す必殺フィニッシャー『プリティエスト・ムーンサルト・エヴァー』で仕留めにかかるがナオミが回避。
通常なら自爆する場面だが、ティファニーは綺麗に着地してくるりと後方に一回転して立つスマートな動きを披露。解説の『週刊プロレス』井上光記者が「着地して立ちましたよ…」と驚きの声を上げると、ファンからも「凄い身体能力だ」「着地するんかい」といった反響や、技は失敗したものの「きれいなムーンサルト」とのコメントが寄せられた。
それもそのはず、ティファニーは元体操の米国代表選手という肩書を持ち柔軟性に加えパワーも兼ね揃えた超万能レスラー。この試合ではナオミが足をすくう奇襲からジャックナイフで丸め込み3カウントを奪取し、メインロースター昇格後シングル戦初の敗戦で呆然とする姿も見られたが、改めて類まれな才能を実感させるシーンだった。
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