コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、オカリナ講師のジャスティンさんがX(旧Twitter)に投稿した『ロシア人の友達がやってたグレープフルーツの切り方』をピックアップ。

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作者のジャスティンさんが2月27日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ反響を呼び、7.2万以上の「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、ジャスティンさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

■今すぐやりたいグレープフルーツの切り方

ロシア人の友達がやっていたグレープフルーツの切り方が、とても食べやすい。まず、縦に2つに切る。その後、種のところをV字に切る。V字に切ったところにクロス状で短冊切りをすると完成する。グレープフルーツだけではなく、オレンジなどでもできる切り方である。

カンタンで、とても食べやすいグレープフルーツの切り方を描いた本作。ネット上では、「ちょっとグレープフルーツ買ってくる!」「すごい…今度やってみよ」「真似してみます!」といった声や、「不器用な私でも簡単にできました!」「よりおいしく感じました」といった本作を参考に試してみた声が多く寄せられた。

■「日本人の視点から見た外国」作者・オカリナ講師のジャスティンさんの語る創作の裏側

――『ロシア人の友達がやってたグレープフルーツの切り方』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

この切り方は以前から知っていたのですが、最近ロシア人の友達がやっているのを偶然目の前で見てマンガにしようと思い立ちました。

――『ロシア人の友達がやってたグレープフルーツの切り方』 の中で気に入っているシーンがありましたら、理由と共にお教えください。

気に入っているというわけではありませんが、とにかく「切り方」の部分ががわかりやすく伝わるように工夫し、努力しました。(後からさらにわかりやすくするため実写の写真も追加しました)

――エジプトに関しての作品を多く描かれているジャスティンさんですが、ジャスティンさんの考えるエジプトの魅力をお教えください。

「人」です。少年のような純粋な大人たちに囲まれて生きています。あまり難しいことを考えずに生きることができます。仕事をしていても、空気を読んだり、言われてもいない要求を察したりする必要はほとんどありません。やってほしいことはやってほしいと言われますし、やってほしくないことはやってほしくないと言われます。

もちろん相手も全く空気を読んではくれません。それをいらいらの原因とするか楽しむかは人それぞれですが、私はとても楽しいです。「違いを楽しむ」のようなスタンスの人ならとても楽しい国だと思います。

――ジャスティンさんは様々な国の料理の作品を描かれていますが、お気に入りの料理がありましたら理由と共にお教えください。

中華のシェフの友達に聞いた「醤油・酢・ごま油」というソースが何にでも使えて好きです。

やはり中華は「安い、速い、旨い」の3拍子がそろっており、ほぼ毎日何かしら作っています。

――ジャスティンさんの今後の展望や目標をお教えください。

今まで「日本人の視点から見た外国」をネタにしてきましたが、最近は「外国人の観点から見た日本」も相当おもしろそうだと感じています。幸いそんな話をしてくれる外国人の友達がたくさんおりますので、今後はそういったこともネタにして行けたらなと思っています。

また今まで「ネタ」ばかり押し出し「キャラ」を推さないスタイルでやってきたため、グッズがほとんど売れないなどの弊害がありました。今後もまあいいかということで「ネタ」ばかり押し出していこうと思っています(笑)。

(そのうち「キーウィのネタ(料理など)」だけでなく「キーウィ自身」も愛されるようになるとうれしいですが…)

――最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。

いつも皆さまがお寄せ下さる作品の感想や、試して下さった料理の写真など楽しく見させてもらっています。本当にありがとうございます。今後もどうぞよろしくお願いします。

食べやすいグレープフルーツの切り方が話題/画像提供/オカリナ講師のジャスティンさん