中国外交部の林剣報道官は16日の定例記者会見で、習近平国家主席が北京でドイツのショルツ首相と会談し、両国の指導者が共に関心を寄せる国際・地域問題について意見交換し、ウクライナ危機やイスラエルパレスチナ紛争などの問題で共通認識に達したことを明らかにしました。

習主席は「ウクライナ危機問題では、中国とドイツは主権と領土保全の擁護を含む国連憲章の趣旨と原則の順守に尽力している。中国とドイツウクライナで平和を達成するための政治的解決を模索する努力を奨励し、支持しており、スイスでのハイレベル会合の開催および関連する今後のその他の国際平和会議について、引き続き緊密かつ積極的な意思疎通を維持していきたい。中独は共同で、核兵器の使用や使用の威嚇に反対するよう呼びかける。原子力発電所など平和的な核施設への攻撃に反対する。国際的な食糧安全保障問題を適切に解決し、世界の食糧安全保障の確保に貢献し、食糧の生産および輸出を阻害することがあってはならない。国際人道法を遵守し、民間人を保護し、捕虜を早期に相互解放して基本的権利を尊重する」と述べました。(提供/CRI)

中国外交部の林剣報道官は、習主席が北京でドイツのショルツ首相と会談し、ウクライナ危機やイスラエル・パレスチナ紛争などの問題で共通認識に達したことを明らかにしました。