Automagi株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:野呂 堅太郎、以下、Automagi)は、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(本社:東京都港区、社長:大瀧 清、以下パナソニック)とともに、高速道路トンネル内の監視業務効率化のための実証実験を開始します。

  • 実証実験の概要

 高速道路トンネル内の交通事故・火災・人の侵入等は大事故につながる可能性が高く、迅速な発見・対応が求められるため、監視や制御は24時間365日人の目で実施されています。また、トンネル内の老朽化対策として監視強化の必要性が増す一方で、監視を行う人材の確保や目視作業に発生しがちな検知漏れの対策など、多くの課題が顕在化しています。

 今回の実証実験では、設置したカメラ映像から画像解析AIを用いて高速道路におけるトンネル内の停止車両や落下物・⽕炎・煙を検知し、トンネル内の監視・点検における業務の一部をAIソリューションで効率化することを目的とします。

トンネル監視システム概要イメージ

  • 取り組みの背景

 パナソニックReGACY Innovation Group株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:成瀬 功一)が共同で開催したアクセラレータープログラム「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」にAutomagiの提案が採択され、高速道路のトンネル内監視効率化に向けた共創をパナソニックとAutomagiで2023年11月から開始しました。

 現在、高速道路に設置されているCCTVカメラは目視での監視を前提としているためカメラ同士の設置間隔が広く、設置費用も高く設置環境の条件があることからトンネル全線に設置されている訳ではありません。

 そのため、2024年3月までの共創プログラムの期間内では、実際のトンネルを模して施工された実大トンネルにて複数種類のカメラ・車種・明るさで映像を撮影し、現状のCCTVカメラで撮影することができない現場からAIを用いて状況を検出できるカメラとその撮影環境の選定を実施しました。

カメラ性能比較イメージ

 カメラのブレや画質・カメラ画角差異による端の写り込みなどの観点で各映像を解析し、共創プログラムの期間内で、新たに設置したカメラ映像を用いて走行・停止車両や落下物・発煙・発火を検知する実現性を確認できたため、パナソニックが提供するカメラシステムとAutomagiが保有する画像解析技術を活用し、2024年4月以降に実証実験を実施していきます。

  • 参考

アクセラレータープログラム「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」>

https://panasonic.regacy-innovation.com/

パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社について>

電気設備の分野で住宅、オフィス、ホテル、商業施設、スポーツ施設など社会を構成するあらゆる“くらしの空間”で事業を展開しています。事業活動を通じて、全てのお客様に「いい今日と、いい未来を電気設備から。」をお届けしています。

<Automagi 株式会社について>

通信キャリア向けの大規模ユーザシステムや、人工知能技術を活用した電力企業・通信インフラ企業・物流企業・製造企業などへのサービスの提供などを担当し実績としています。これら自社開発ノウハウを活かし、AI(人工知能)やDXのソリューションの開発・提供をしています。

<本件に関する問い合わせ先>

Automagi株式会社 営業部 

TEL :03-5544-9744

E-mail :pr@automagi.jp

会社URL :https://www.automagi.jp/

製品ページ :https://www.automagi.jp/product/amy-insight/

配信元企業:Automagi株式会社

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