ダイバーシティ＆インクルージョン（D&I）推進に取り組む企業を認定・表彰する「D&Iアワード2024」に関する情報を公式サイト上に公開しました。（ https://diaward.jobrainbow.jp/ ）
■「D&Iアワード2024」概要
D&Iアワードとは、全国の企業のダイバーシティ&インクルージョンの取組みを評価する認定表彰制度です。今年度は開催4度目となる「D&Iアワード2024」を開催します。
昨年度の「D&Iアワード2023」は、「D&Iアワード2022」の参加企業数を上回り、グループ連名企業含め563社が参加する大規模なアワードとなりました。
「D&Iアワード2024」では、4種類の認定・2つのアワードによる評価に加え、「トップインクルーシブカンパニー賞」を通じて、D&I先進企業を輩出していきます。
■なぜD&Iアワードが求められるのか
D&Iとは、「多様性」を意味する「ダイバーシティ」と「包摂」を意味する「インクルージョン」を合わせ、「多様性を尊重し活かしていくこと」を指します。
D&Iの推進は、”社会的マイノリティのため”の取組みではなく、むしろ”すべての人のため”の取組みです。日本社会において、マイノリティ性を一つも持たない、という人はいません。だからこそ、一人ひとりの個性・価値観・バックグラウンドを新たな創造に転換していく風土の醸成が、あらゆる社員が働きやすい・活躍できる環境づくりにつながります。また、そのようなD&Iムーブメントの波及が社会全体のD&I推進へ発展していくでしょう。
そこでD&Iアワードは、
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D&Iに取り組む企業を表彰・認定、ロールモデルとして紹介し、これからD&Iに取り組む企業も後押しする
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多角的な独自指標をもとにした「新たなD&Iのあり方」を提示する
ことを通じて、社会全体のD&Iの推進と、その先にある"D&Iがあたりまえの社会"を実現します。
■昨年度受賞企業
昨年開催した「D&Iアワード2023」で「D&Iアワード大賞」を受賞したのは以下の4社です。
以下は、「D&Iアワード賞」を受賞した10社です。
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中小企業部門：Expedia Group, Inc、株式会社Waris
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スタートアップ企業部門：コクー株式会社、WeWork Japan合同会社
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チャレンジャー企業部門：株式会社アワーズ、SGホールディングスグループ（SGホールディングス株式会社）
また以下は、「トップインクルーシブカンパニー賞」を受賞した9社です。
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株式会社Waris、iYell株式会社、Meltwater Japan、株式会社テレワークマネジメント、freee株式会社、株式会社笑美面、株式会社パーソナルネット、株式会社AIサポートホールディングス、ナイル株式会社
■D&Iアワードの認定・表彰の仕組み
【1. 認定・アワード】
参加企業には、過去2年間の自社のD&Iの取組み状況をもとにして、JobRainbow独自の「ダイバーシティスコア」（100点満点）に回答していただきます。そのスコアに応じて4つのレベルの認定を授与します。
認定企業の中で、特に特筆すべき取組みをしている企業最大15社は、「D&Iアワード大賞」と「D&Iアワード賞」のいずれかの受賞企業を決めるアワード審査の対象になる場合があります。
※詳しくは評価指標をご参照ください
【2. トップインクルーシブカンパニー（TIC）賞】
D&Iに関する制度や施策の有無ではなく、インクルージョン、公平性、帰属意識や心理的安全性を実際に働くメンバーが実感できているかを測定し、評価します。参加企業の規模は問いません。
■評価指標
【1-1. 認定】
D&I認定審査は、応募書類の回答内容をもとに実施いたします。
応募企業には、D&Iに関する取組みを評価する独自指標「ダイバーシティスコア*」の100項目のうち、自社の取組みとして該当するものにチェックを入れていただきます。
*ダイバーシティスコアとは
【ジェンダーギャップ】【LGBTQ+】【障害】【多文化共生】【介護・育児】の5つの観点で構成された100項目です。D&Iの重要性・理念の理解や社内啓発だけでなく、具体的な施策も盛り込んでいます。
D&Iの実践に課題を感じている企業が、指標をもとに現状や課題点を知り、必要なネクストアクションを策定する際の参考となる、実用性の高い指標です。
こちらについたチェックの合計数でスコアを算出し、以下のようにランクを認定いたします。
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ビギナー認定：認定スコア1～20点、1つ以上の取り組みをしている
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スタンダード認定：認定スコア21点～60点、積極的にD&Iに取り組んでいる
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アドバンス認定：認定スコア61点～80点、D&Iについて日本社会をリードする先進的な取り組みをしている
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ベストワークプレイス認定：認定スコア81点～100点、国際的にもD&Iを先進的に推し進めている
さらに認定スコアが61点以上で、特に秀でた取り組みをしている企業最大15社（5つの部門ごとに最大3社）を選出し、追加のアワード審査を行います。
【1-2. アワード審査】
認定スコア61点以上（アドバンス認定以上）の認定企業の中で、応募書類の自由記述欄にて特に秀でた取組み・独自の取組みを紹介していただいた企業から、「アワード受賞企業候補」を選出します。
なお、選出される企業は以下の5つの部門から、最大3社ずつです。
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従業員数3001人以上の企業部門：従業員数3001人以上の大企業
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スタートアップ企業部門：未上場かつ設立から10年以内の企業
※「ダイバーシティ推進に課題を抱える業種」は、不動産業、物品賃貸業、建設業、運輸業・郵便業、電気・ガス・熱供給・水道業の業種を指す
上記に選ばれた最大15社には、応募書類で回答いただいた内容の事実確認を行い、審査委員会での審議を経て「D&Iアワード大賞（各部門より1社）」と「D&Iアワード賞（各部門より2社）」の受賞企業を決定いたします。
*受賞企業選出の指標「アワードインデックス」
・INCLUSION：ジェンダー、LGBTQ+、障害、多文化共生、介護/育児に関して、まんべんなくレベルの高い取り組みをしている
・IMPACT：社内のみならず社外に対してもD&Iに関する啓発活動、社会貢献活動をしている
・INTERSECTIONAL：各マイノリティに対する個別の取り組みだけに留まらず、ダブルマイノリティなどスペクトラムな多様性に対し、より複合的な問題に対しても取り組みをしている
・COLLECTIVE：自社単独の取組みに留まらず、行政やNPO、他企業や業界団体など、他のstakeholdersと連携をした取り組みをしている
【2.トップインクルーシブカンパニー（TIC）賞】
TIC賞に応募をご検討の企業には、JobRainbow独自の評価指標「インクルージョンスコア」(100点満点)をもとに社内従業員調査を実施していただき、その結果をご提出いただきます。
このスコアがTIC賞応募企業の中で上位35%に入った企業には、「トップインクルーシブカンパニー賞」を授与いたします。
■審査員
審査員は、決定次第公表いたします。
■エントリー期間・応募方法等
・エントリー期間：2024年6月10日（日）～9月13日（金）
*結果発表は2024年12月18日を予定しています。認定表彰式・カンファレンスは2月に開催予定です。
・応募方法：D&Iアワードウェブサイトの応募ページ （https://diaward.jobrainbow.jp）より、応募書類（Excel）をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、応募書類提出フォームで提出してご応募くださいませ。
・費用：無料
■株式会社JobRainbowについて
株式会社JobRainbowは、全ての人の「差異が彩」になり、「自分らしくを誇らしく」思える社会の実現に向けて事業を展開しています。
研修・コンサルティングを通じジェンダーギャップやLGBTQ+、障害、多文化共生、育児介護などに取り組むD&Iカンパニーを増やすとともに、月間66万人がアクセスする日本最大のダイバーシティ企業情報サイトとイベント運営による就職支援で、1人でも多くのマイノリティが「自分らしく働ける職場」と出会えることを、創業以来実現し続けています。
D&Iアワードを立ち上げることで、多様な人々の働くと生活を支えるさまざまな領域をなめらかにしていくことにチャレンジしていきます。
【会社概要】
会社名：株式会社JobRainbow
代表者：星賢人
設立：2016年1月
URL：https://jobrainbow.jp/corp
事業内容：
D&Iを推進する企業に向けた研修・イベント運営・コンサルティング
企業のD&I情報がわかるプラットフォーム「JobRainbow」の運営
【お客様からのお問い合わせ先】
株式会社JobRainbow D&Iアワード運営事務局
e-mail：diaward@jobrainbow.net
配信元企業：株式会社JobRainbow
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