俳優の石原さとみが主演し、亀梨和也が共演するテレビ朝日系4月期連続ドラマ『Destiny』(毎週火曜 後9:00)の初回見逃し配信再生回数が、テレビ朝日ゴールデン・プライム帯史上最高記録となる300万回を突破した(3072912再生/期間:9日~16日/ビデオリサーチにて算出)。

【写真】そっくり?石原さとみの母親を演じる石田ひかり

 本作は、主人公の検事・西村奏(石原)が、大学時代の恋人・野木真樹(亀梨)と12年ぶりに再会したことで、青春時代のある事件が甦り、運命の波に翻弄(ほんろう)されていくことになる物語。正義を胸に、過去の悲劇やいくつもの謎に立ち向かう一方で、真樹との運命的な愛に揺れ動く奏の苦悩と決断を、壮大なスケールと重厚感あふれる映像美で描き出す。

 きのう16日放送の第2話では、「横浜地検」中央支部の検事の西村奏(石原)が、12年ぶりに再会した大学時代の恋人・野木真樹(亀梨)と弁護士の父・野木浩一郎(仲村トオル)が横浜地裁で言い争っているのを見かけたところで幕を下ろした。

 23日放送の第3話では、そのとき耳にした「辻英介を殺したんだろう!」「だから俺がカオリを…!」という真樹の言葉が頭から離れなくなった奏は、「東京地検」特捜部の主任検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介)が最後に担当していた『環境エネルギー汚職事件』について調べ始める。

 すると、検察が事件を捏造したとして、英介を逮捕に追い込んだのが、当時“正義の弁護士”ともてはやされていた浩一郎だった。英介の死と及川カオリ田中みな実)の事故に一体どんな関係があるのか。支部長・大畑節子(高畑淳子)の助言を胸に、奏は大学時代に起きたカオリの事故についても調べることに。

 奏が過去の事件と向き合い始めたある日、浩一郎が横浜地検にやって来る。奏は冷静を装って、父の死の真相やカオリの事故との関連を問いただす。そんな中、奏は恋人で外科医の奥田貴志(安藤政信)と長野の実家へ。なんとなく“結婚の報告”ではないかと察した母・西村悠子(石田ひかり)は、浮かれて大はしゃぎ。しかし、そんな母の笑顔を横目に、奏は複雑な思いを抱える。

『Destiny』ビジュアル(C)テレビ朝日