石原さとみが主演を務めるテレビ朝日系の連続ドラマ「Destiny」(毎週火曜午後9時)第3話から、石田ひかりが出演することが発表された。石原演じる主人公の検事・西村奏の母・悠子役を演じ、2人は初共演となる。

【画像】映画の舞台挨拶では、涙を見せていた石原さとみ

本作は、いくつもの謎と運命的な愛を描く、切なくも濃密な大人のサスペンス・ラブストーリー。検事の奏は、大学時代の恋人・野木真樹と12年ぶりに再会。それを機に、封印してきた青春時代の"ある事件"が蘇り、2人は20年に及ぶ運命の波に翻弄されていく。石原、亀梨和也安藤政信、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実佐々木蔵之介、仲村トオルらが出演。第1話の見逃し配信再生回数が300万回を突破し、(3072912再生/期間:4月9日4月16日※ビデオリサーチ にて算出)テレビ朝日ゴールデン・プライム帯史上最高記録を樹立した。

石原と石田は、奏の父でもある辻英介(佐々木蔵之介)が、汚職事件に巻き込まれ、疑惑を残したまま、突然命を絶つという辛い過去をもつ母娘を演じる。英介が亡くなったあの日から、悠子の故郷・長野に移り住み、息を潜めるように生きてきた2人。第3話から登場する石田が、英介と同じ検事の道を歩むことになった奏を優しく見守りながら、誰よりも幸せになってほしいと願う母・悠子を、温かく体現する。

本作が、出産後3年ぶりの連続ドラマ復帰作となる石原について、石田は「小さなお子さんを育てながらの連ドラの撮影は、わたしには到底出来ない事でしたが、現場に入ると素晴らしい集中力で、見事に演じていました」と絶賛。撮影の合間にも子をもつ母親同士の会話に花が咲いたようで、「日々ものすごく努力をして現場に来ていることを知って感心しました。わたしで良ければなんでも力になりたい!」とドラマの役柄そのままに、「母の気持ち」になったと語っている。

第3話では、奏が恋人の奥田貴志(安藤)と長野の実家へ行くことになり、悠子はきっと"結婚の報告"だと浮足立つ。心の底から貴志と結婚して幸せになってほしいと願う悠子だったが、奏が今もなお20年前の父の死を引きずっていることを感じ、「知らない方がいいことだってあるのよ」と、意味深なアドバイスをする。一方、「いい人と出会えてよかった」と大喜びの悠子を横目に、なぜかテンションの上がらない自分の気持を自覚した奏は……。

石田のコメント全文、第3話あらすじは以下の通り。

■石田ひかり(西村悠子・役)コメント

さとみちゃんとの初めましては朝早い現場で、姿が見える前で(リハーサル中)、さとみちゃんの「わー! 美味しそう! お腹すいたー!」という元気な声が聞こえたことを覚えています。
小さなお子さんを育てながらの連ドラの撮影は、わたしには到底出来ない事でしたが、現場に入ると素晴らしい集中力で、見事に演じていました。
子どもを持つ母親としての話はたくさんしましたね。我が家はもうほぼ親の手を離れていますが、さとみちゃんはまだまだお子さんが小さいので、体力的に本当に大変なはずなんですね。日々ものすごく努力をして現場に来ていることを知って、本当に驚き、感心しました。わたしで良ければなんでも力になりたいと思いました。今回も無事に撮影を終えられて良かったなと、ますます母の気持ちです。さとみちゃんを心の底から応援しています!
この作品は、タイトルのように、運命に翻弄される人々の心の動き、謎が謎を呼ぶストーリー…どうぞお楽しみください!

第3話あらすじ

「横浜地検」中央支部の検事の西村奏(石原さとみ)は、12年ぶりに再会した大学時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)が、横浜地裁で弁護士の父・野木浩一郎(仲村トオル)と言い争っているのを見かける。

そのとき耳にした「辻英介を殺したんだろう!」「だから俺がカオリを…!」という真樹の言葉が頭から離れなくなった奏は、「東京地検」特捜部の主任検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介)が最後に担当していた『環境エネルギー汚職事件』について調べ始める。すると、検察が事件を捏造したとして、英介を逮捕に追い込んだのが、当時"正義の弁護士"ともてはやされていた浩一郎だったことがわかる。

英介の死と及川カオリ(田中みな実)の事故に一体どんな関係があるのか――。支部長・大畑節子(高畑淳子)の助言を胸に、奏は大学時代に起きたカオリの事故についても調べ始める。

奏が過去の事件と向き合い始めたある日、浩一郎が横浜地検にやって来る。奏は冷静を装って、父の死の真相やカオリの事故との関連を問いただすのだが……。

そんな中、奏は恋人で外科医の奥田貴志(安藤政信)と長野の実家へ――。なんとなく"結婚の報告"ではないかと察した母・西村悠子(石田ひかり)は、浮かれて大はしゃぎ。しかし、そんな母の笑顔を横目に、複雑な想いの奏で……。

母娘役で初共演! (C)テレビ朝日