アイアンドームなどで迎撃。

「イランが国際的な脅威をもたらす」と主張

イスラエル国防省は2024年4月14日イラン巡航ミサイルやドローンを迎撃する映像を公式X(旧Twitter)に投稿しました。

これは、4月13日夜にイランイスラエルに向けて、300を超える数の巡航ミサイルや自爆ドローンで直接攻撃を行ったことを受けての投稿のようです。

投稿した映像には、イスラエル軍の防空システムがドローンやミサイルを追尾する様子が収められており、イスラエル国防省はこれらのドローンやミサイルを99%を撃墜したと主張しています。

なお、今回の直接攻撃に関してイランは、4月1日シリアで起きたイラン大使館施設への空爆に対する報復としています。イランはこの攻撃をイスラエルが行ったものとみていますが、イスラエル国防省の公式Xは今回の攻撃を「イランの大規模な攻撃は、イランが地域的な脅威だけでなく、国際的な脅威をもたらしていることを示している」と批判しています。

イスラエル国防省はほかにも、「アイアンドーム」防空システムの艦艇発射型である「Cドーム」によるミサイル撃墜の映像もXに公開しています。なお、「Cドーム」に関しては4月6日にドローンを撃墜しており、これが同システム初の戦果になるそうです。

※一部修正しました(4月17日18時5分)。

アイアンドーム防空システムのランチャーユニット(画像:イスラエル国防省)。