チューンコアジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野田威一郎)が運営する音楽デジタルディストリビューションサービス TuneCore Japanは、楽曲に携わったアーティスト/クリエイターのクレジット情報において、新たに約50の「役割」が選択・記載が可能になったことをお知らせします。
現在、音楽ストリーミングサービスは広く普及しましたが、作品に関わったアーティスト、ミュージシャン、クリエイター等のメタデータ、いわゆるクレジット情報に関しては、CDにおけるブックレットに比べると及ばないところがありました。作品に関わる様々な情報=クレジットは、リスナーの音楽体験にとって重要な要素であり、また表現者としても各方面にリスペクトを表す大切なものでもあります。
こういった音楽ストリーミングサービスの課題に対し、今回TuneCore Japanはアップデートを実施。楽曲配信登録の際に記載・指定できる役割(クレジット)を増やし、新たに約50の項目を追加しました。
共作、コラボ、リミックスなど、楽曲制作スタイルや作品への関わり方の多様化がより進む中、今回のアップデートでは、2021年に追加した「プロデューサー」や「リミキサー」に加え、「エンジニア」や「楽器演奏者」など作品制作に関わったより詳細な関係者を記載することが可能となりました*。
(*現段階ではApple MusicとLinkCoreにて対応、表示)
曽我部恵一
今回のクレジット表記追加についてアーティストからのコメント
あるひとつの曲にはたくさんの人が関わっているものです。
かつてレコード・CDの時代には演奏者・プロデューサーはもとより、エンジニアやアートディレクションに至るまで、たくさんの人名を穴があくほど見つめては、音楽への興味をさらに広げていったでした(遠い目…)。
この度サブスクでもそれらのクレジットが表記されることになり、ぼくは嬉しい!ありがとうございます!
(曽我部恵一)
クレジット/役割追加アップデート詳細
「役割」の表示例
追加した楽曲クレジットは、Apple Music、 Spotify、TuneCore Japan および LinkCoreで表示されます。
トラック制作に参加したアーティスト情報が確認できるようになる他、リスナーが快適にクレジットにアクセスできるようになります。
※Apple Musicへの反映には数日かかる場合があります。
※Spotifyでは現状はプロデューサー、リミキサーの表示のみとなります。また、リミキサーに指定された人が楽曲のアーティストとして表示されます。
※なお、配信ストア側の仕様により変更される場合があります。
今回のアップデートで追加指定できるようになった「役割」の種類
<プロダクション/エンジニア / クリエイター等>
共同プロデューサー
レコーディングエンジニア
ミキシングエンジニア
マスタリングエンジニア
アシスタントエンジニア
グラフィックデザイン
<楽器等>
ギター
ベースギター
ボーカル
バックグラウンドボーカル
ラップ
ピアノ
ソングライター
サンプリング元のアーティスト
リミックス元のアーティスト
アダプター
アンサンブル
ベル
合唱 / コーラス
鉄琴
木琴
※さらなる詳細はTuneCore Japanヘルプページ [楽曲情報に役割を指定する]よりご確認ください。
「役割」の追加方法
【新規リリースの場合】
1. シングル or アルバムリリースを作成
2. 楽曲情報入力欄「詳細設定」から「役割」で追加
※役割が複数ある場合は、1組(1アーティスト)ずつ追加
※1組(1アーティスト)に複数の役割を設定可能
(例:チューン小太郎:ギター、ボーカル、プロデューサー)
【既存リリースの場合】
1. マイリリース一覧>配信中のリリースの、楽曲情報右端にある三点リーダーをクリック
2. 「役割を追加する」を選択
3. 新規リリースの場合と同様に役割を追加し、最後に楽曲情報欄下に出る「配信依頼する」ボタンをクリック
※「配信依頼する」をクリックしないと役割が納品されないのでご注意ください。
※過去にリリース済みの楽曲でも、今回新設された役割を追加で登録することができます。
※一度リリースに登録された役割は変更・削除できません。
※過去にリリース済みの楽曲で既存で設定されている役割も変更・削除できません。
※リミックス楽曲の場合は「リミキサー」の指定が必須となります。
※既存で配信済みのリリースも一度だけ追加更新が可能です(追加に料金はかかりません)。
TuneCore Japanは、音楽を取り巻く環境がデジタルに移行していく中で、情報の正確性を保ち、楽曲制作に携わった方々の実績や音楽文化が埋もれずにリスペクトともにアーカイブされていくよう、また豊かな音楽体験が提供されるよう、課題の解決にも取り組んで参ります。
TuneCore Japanについて
自分で作った楽曲を、利用者であれば、『誰でも』世界中(185ヶ国以上)の配信ストアで販売できる、音楽配信ディストリビューションサービス。2012年より、日本でのサービスを開始しており、アーティストへの総還元額は393億円を突破。国内外問わずアーティストが楽曲販売可能な音楽配信ストア及び新機能を追加し続け、積極的に事業展開を行う。
配信元企業:チューンコアジャパン株式会社
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