今年1月26日より劇場公開された『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の豪華版Blu-ray＆通常版DVDが、6月26日に発売されることが発表された。
【動画】劇場公開前に撮影した竹内涼真と高橋文哉のコメント
同作は、日本テレビと動画配信サービス「Hulu」による共同製作の連続ドラマで、日本テレビ系で放送されたSeason1は、日本の地上波ゴールデン・プライム帯初の本格ゾンビアクションドラマとして話題を集め、Season2～5はHuluで配信された。
突如として“ゴーレム（＝ゾンビ）”と呼ばれる生き血を求めて人間を食らう恐ろしい化け物に支配された日本が舞台。間宮響（竹内涼真）は、この事態に戸惑いながらも愛する恋人・小笠原来美（中条あやみ）を守るため、そこで出会う仲間たちと前を向きながら戦ってきた。
死と隣り合わせの壮絶な終末世界を極限状態で生き延びてきた2人だが、Season３では来美がゴーレムウィルスに感染し亡くなってしまう。さらに、来美が産んだ響の子、ミライが何者かに連れ去られてしまう。ミライを探し、絶望の淵を彷徨い続けたSeason4を経て、響は“ユートピア”と呼ばれる人類最後の希望の都市にたどり着く。
劇場版では、ユートピアにそびえ立つ2棟の高層タワーのうちの一つ、“研究タワー”最上階に囚われているミライを救い出すため、響の最後にして最大の戦いが描かれた。
ユートピアにたどり着いてわかったことは、そこが希望の塔ではなく、人間の欲望が生み出した絶望の塔だったということ。ユートピアではこの世界を救い出す唯一の方法である、ゴーレムと呼ばれる化け物に対するワクチンを、特殊な抗体を持つ一人の少女を研究材料にして研究していた。その少女が、響のひとり娘・ミライだった。
“研究タワー”最上階では人類の存亡をかけたゴーレムウィルスに対するワクチン（治療薬）の開発が行われていた。そこには、響の最愛の娘であり、ゴーレムウィルスの抗体を持った来美の血を引くミライが、抗体ワクチン用の研究材料として捕らえられていたのだった。
響はユートピアに集った5人の男たちとともにミライを救い出す決心をする。それぞれ譲れないものを抱え反発もあったが、次第に響の信念に共鳴し、ともに戦うことを決心。しかしそこにはタワーの罠と、さまざまな裏切りが待ち受けていた。
父親として覚悟を決めた響は、自らの命よりも大切なこどもへの想いを胸に、襲い掛かるゴーレムたち、そしてワクチン開発のためには手段を選ばない残酷な人間たちと戦い続ける。
ドラマ版から主人公・響を演じる竹内のほか、響とともにユートピアにある研究タワーを登る元とび職・柴崎大和役で高橋文哉、大和の幼なじみの看護師・羽鳥葵役で堀田真由、研究タワーを取り仕切る、タワー長官に吉田鋼太郎。ほかにも板垣李光人、窪塚愛流、橘優輝らが劇場版から出演した。
豪華版Blu-rayの特典映像には、撮影の裏側に密着した貴重なメイキングのほかに、イベント集、キャスト座談会、カウントダウン集を収録。さらにブックレットも封入予定となっている。
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