2024年第1四半期(1月〜3月)のスマートフォンの出荷台数で、サムスンがアップルを追い抜いたと、調査会社のIDCが報告しています。

↑トップになったが…

 

IDCによれば、2024年第1四半期のアップルのスマホ出荷台数は5010万台で、前年同期の5540万台から9.6%減少したとのこと。これはスマホシェア上位5社の中で最も大きな減少幅です。

 

一方、サムスンは6010万台を出荷し、20.8%の市場シェアを獲得。見事、市場シェア1位を獲得しました。なお前年同期の同社の出荷台数は6050万台で、市場シェアは22.5%でした。2024年第1四半期のアップルの市場シェアは17.3%で、前年同期の20.7%から落ちています。

 

アップルとサムスンがともに市場シェアを落とした理由について、IDCは「これらの2社はハイエンド市場での地位を維持しているが、中国でのファーウェイの復活と、シャオミやTranssion、OPPO/OnePlus、Vivoの躍進により、拡大や多角化を模索しているだろう」と分析しています。

 

いまだにトップを走りつつも、勢いを落としつつあるアップルとサムスン。今後は廉価モデルの強化など、次の一手が求められることになりそうです。

 

Source: IDC via MacRumors

スマホの出荷台数でサムスンがアップルを追い抜いた!