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ネトフリアマプラ、ABEMAがベスト3!

 国内エンターテインメントに関連するX/Twitterの全ポスト(ツイート)データから、せきゅラボが注目する流行ワードをランキング形式で紹介します。今回は2024年4月3日から9日までのポストデータをもとに、「PC・スマホ・ネット」の注目ワードを大公開!

ネトフリ独占配信開始で感想が飛び交う

 注目は1位のNetflix。ポスト数は前週比146.9%と、今回のランキングで最も増えています。その理由は4月6日新海誠監督の映画『すずめの戸締まり』の独占配信が開始されたことでしょう。気軽に鑑賞できるようになった人たちによる感想がXにあふれました。

 さて、近頃Xでは有料会員の特徴の1つだった青色の認証バッジを、“認証バッジを持っているフォロワーが2500人を超えているアカウント”に無料提供する施策を始めました。認証バッジだけでなく、有料会員向け機能も込みです。

 さらに原稿執筆時点では、その認証バッジを“非表示にする機能”が廃止される(=常に青色のマークが表示され続ける)ことも発表されています。こうした施策がどのような効果を生むのかはまだわかりませんが、今後に要注目でしょう。

ネトフリで『すずめ~』公開開始

 1位は「Netflix」。4月6日より、2022年に公開された新海誠監督の映画『すずめの戸締まり』が、Netflixで見放題独占配信開始。同作は4月5日金曜ロードショーにて地上波初放送もありました。告知投稿には2.7万いいね、4300RPが付いています。

 2位は「Amazonプライム・ビデオ」。とあるユーザーの「海外の実写版遊戯王』がやばい」というポストが話題に。バンデット・キースのみ、異様なほど再現度が高く、該当投稿には6.6万いいね、1.9万RPの反響がありました。

 3位は「ABEMA」。4月6日~7日に10thライブ『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 10th LIVE ≪LIVE ANIMA≫』が開催され、ABEMAはその様子を独占生配信しました。Xでは感想投稿などで盛り上がっているようです。

 4位「生成AI」。TBS系列局のCBCテレビにて、放送局リアルDX化バトルと題して「宣伝部社員VS生成AI 番組キャッチコピー対決」という企画が実施され、注目を集めました。

 5位は「カクヨム」。3月29日に亡くなったSF作家の山本弘さんの小説がカクヨムで公開されていることを伝えたポストが伸びました。カクヨムでは、小説のほかにも闘病日記などが公開されています。

SPY×FAMILY』連載5周年!

 6位は「クラウドファンディング」。3月21日に架空のカードゲーム・うさぎ ACGが、正式にカードゲーム化されると発表。4月5日よりクラウドファンディングが開始されています。目標金額は400万円でしたが、4月11日時点で4225万円を突破しています。

 7位は「Steam」。2000年代フリーホラーゲーム界隈で一世を風靡した『青鬼』の最新作『最恐 -青鬼-』の発売が決定し、話題となりました。4月26日にSteamでリリース予定。一人称視点でプレイする3Dホラーステルスアクションゲームです。

 8位は「Spotify」。VTuberの星街すいせいさんのオリジナル曲『ビビデバ』が、Spotify Japan 急上昇チャートで1位に。YouTubeでは公式MVがVTuber歴代最速で1000万回再生を突破したことも話題となっています。

 9位は「小説家になろう」。3月21日から5月23日まで「春の推理2024」が開催中。「メッセージ」がテーマの推理小説を募集中とのこと。

共感を呼んでいるようです。投稿には9400いいね、1800RPが付いています。

 10位は「少年ジャンプ+」。3月25日に漫画『SPY×FAMILY』連載5周年記念の特設サイトがオープン。スペシャルムービーなどが公開されています。ほか、作者の遠藤達哉さん初のサイン会開催も発表されました。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
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『すずめの戸締まり』独占配信開始でネトフリが前週比146.9%