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 CData Software Japanは4月17日、クラウドデータ仮想化サービス「CData Connect Cloud」にキャッシング機能を搭載したと発表した。

 本機能では、エンタープライズで利用されるレコード数の多いMA、CRM、ERPデータのクエリーにおけるパフォーマンス高速化を実現しているとのこと。

 CData Connect Cloudは、複数のSaaS上に分散する業務データに対し、BI、iPaaS、ノーコード/ローコードツールから直接連携を実現するクラウドデータ仮想化サービス。今回のキャッシング機能の搭載により、本サービスで定期的にデータをキャッシング可能となっており、個々のデータリクエストがソースであるSaaSに都度発行される形ではなく、キャッシュデータベースに対してクエリーを送ることでパフォーマンス改善を実現しているという。

 本機能はノーコードで簡単に設定可能。キャッシングデータの保存はCData Connect Cloudのサービス内ではなく、ユーザーが指定する任意のPostgreSQLに対して実施される。キャッシングのスケジュールは最短1時間間隔で設定できる。設定方法や機能の詳細はこちらを参照。

クラウドデータ仮想化サービス「CData Connect Cloud」にキャッシング機能搭載