オスカー女優のエマ・ストーンが、米ユニバーサル・ピクチャーズタイトル未定の新作映画の出演交渉を進めていることがわかった。ストーンの夫デイブ・マッカリーも監督として交渉しているという。米ハリウッドレポーター誌が報じた。

同作は、ドウェイン・ジョンソンの半自伝的シットコム「ヤング・ロック」のスーパーバイジング・プロデューサーであるパトリック・カンとマイケル・レビンによるオリジナル脚本を映画化するプロジェクト。物語のあらすじ等は明らかになっていない。

プロデュースは、ショーン・レビ、ダン・コーエン、ダン・レビン、マイケル・H・ウェーバーが製作会社21 Lapsを通して手掛ける。また、ストーンとマッカリー監督、アリ・ヘルティングが、製作会社フルーツ・ツリーとしてプロデュースにも参加する交渉をしているという。

マッカリーは、人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」の放送作家で、コメディ映画「ブリグズビー・ベア」の監督としても知られる。ストーンが2016年12月に「サタデー・ナイト・ライブ」にゲスト出演したことをきっかけに交際がスタートし、20年に結婚した。2人は、ジェシーアイゼンバーグ監督作「A Real Pain(原題)」や、ティルダ・スウィントン主演の映画「Problemista(原題)」のプロデュースを務めている。

ストーンは、ヨルゴス・ランティモス監督の「哀れなるものたち」で「ラ・ラ・ランド」に続き2度目のアカデミー主演女優賞に輝いた。3度ランティモス監督とタッグを組んだ「憐れみの3章」は5月のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門への出品が決まっている。

エマ・ストーン&デイブ・マッカリー Photo by Steve Granitz/FilmMagic/Getty Images