6年ぶりドラマ復帰のキム・ナムジュと、“新境地”の役柄に挑むASTRO・チャウヌの共演で話題のドラマ「ワンダフルワールド」の13話および最終話(14話)が4月13日までに配信された。すべての謎が明かされ、スヒョン(ナムジュ)とソンニュル(チャウヌ)が巨大な敵に立ち向かっていく展開に、視聴者から「涙なしには見られない」の声が続出。これまでにない役柄を演じ切ったチャウヌにも感動と絶賛の声が飛び交っている。(以下、最終話までのネタバレがあります)

【写真】今までとはイメージがらり!見事な上腕二頭筋を披露したチャウヌ

■スヒョン&ソンニュル、最大の敵に対峙

ワンダフルワールド」は、それぞれ愛する家族を失った悲しみを抱える2人、スヒョンとソンニュルの関わりを描いたヒューマン・サスペンス。

スヒョンの子を轢いたのも、ソンニュルの父にその罪を着せたのも、ソンニュルの母の殺害を指示したのもすべて、政治家のキム・ジュン(パク・ヒョックォン)だったことが第12話までに判明。最終週の第13、14話では、強大な政治力を持ち全国民を味方につけた大統領候補キム・ジュンを相手に、スヒョンとソンニュルが難しい戦いを繰り広げる姿が描かれた。

■たった1人で…スヒョンの姿に感動の声

キム・ジュンが裏に手を回し、戦いは困難を極めた。だがスヒョンは持てる力をすべて使い、たった1人で強敵に立ち向かった。ソンニュルもまた、スヒョンの愛息子・ゴヌの死が自分の命と引き換えだったという残酷な事実を知り、「たとえ殺されようと、最後まで戦います」と壮絶な決意でスヒョンの戦いに寄り添った。

そして迎えた最終話(第14話)は、まさしく怒涛(どとう)の展開。キム・ジュンを恐れてスヒョンやソンニュルに背を向けていた人々が、本当に力になるべきはどちらなのか選択していく過程に、視聴者からも「涙なしには見られない」「スヒョンの戦いを最後まで見届けられてよかった」「最後は清々しいラスト」といった感動の声が上がり、壮絶な人生を生きる主人公を演じ切ったキム・ナムジュ、最後の最後でキーマンとなったスヒョンの夫・スホ役のキム・ガンウらにも称賛の声が寄せられた。

■熱演チャウヌに絶賛の声「新たなチャウヌに出会えた」

中でも注目を集めたのは、今回の役柄で“新境地を開いた”と絶賛されたチャウヌだ。

チャウヌといえば、その顔立ちの美しさから“顔天才”と称され、韓国ではK-POPファンやドラマファンだけでなく“MZ世代”と呼ばれる10代、20代の若者の間でも“イケメンの代表”として知られる存在。ドラマ「私のIDはカンナム美人」(2018年)や「女神降臨」(2020年)など、ずば抜けたルックスを生かしたキャラクターを演じることも多かったが、今作ではそんなビジュアル面での強みを打ち出すことなく、冷酷で影のあるダークなキャラクター・ソンニュルを熱演。

特に最終週では、居酒屋でチンピラたちに暴行を受け地面に倒れ込む満身創痍の姿や、殺意をむき出しにしてキム・ジュンに襲い掛かる鬼気迫る表情も見せ、“新境地”の評価も納得の壮絶な演技を披露した。

そんなウヌに視聴者からも絶賛の声が続出。「見たことのないチャウヌの連続だった」「チャウヌの演技に泣かされっぱなしだった」「新たなチャウヌに出会えた」「素晴らしい演技をありがとう」「チャウヌの新たな代表作!」といった声に加え、“ソンニュルロス”“チャウヌロス”を訴える声も多く上がっている。

怒涛のクライマックスを経て、ソンニュルの穏やかな表情が初めて見られる場面、そして“ワンダフルワールド”のタイトル回収まで見どころの多い最終週だった。

ワンダフルワールド」は、ディズニープラスのスターで全話独占配信中。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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